2024.02.10

食品宅配「Oisix」、配送用段ボールをエコ素材に切り替え リサイクル用紙使用率100%に

変更告知のため先行してお客様向けにお届けした期間限定デザインの新ダンボール(左)、2024年2月6日より使用する新ダンボール(右下)

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地はこのほど、食品宅配サービス「Oisix」において、顧客への食品配送時に使用している冷蔵・冷凍すべてのダンボールについて、リサイクル用紙使用率を従来の約88%から100%に変更した。無駄な資源を使わないことで森林保全へ貢献する。

オイシックス・ラ・大地の提供する「Oisix」は、「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとした、有機野菜や特別栽培野菜、合成保存料・合成着色料を使わない加工食品などの生鮮食品を取り扱うEC食品宅配サービス。会員数は39万8958人(2023年9月末時点)で、日本全国に展開している。

顧客への食品配送時に使用しているダンボールは、これまでリサイクル用紙の使用率は88%にとどまっていた。このほど改良を行い、漂白剤・着色剤不使用の古紙を100%使用し、ダンボールを生産する際の環境負荷は最低限に抑えつつ、家庭への配送時に必要な強度を保つ素材を採用した。

2024年1月より、素材の変更告知のため、期間限定デザインの新素材ダンボールでの配送を開始しており、順次切り替えを行う。

利用者からは、「Oisix」のダンボールを通じた環境配慮の取り組みについて、「食卓という日常の中で、自然と共存していくことが無理なくできると嬉しい」「食材が届くワクワクと同時に、環境に配慮されている点が伝わり、自分も積極的に環境保護に取り組もうという心がけになっている」といった感想が寄せられているという。

「食にまつわる社会課題を解決したい」という想いで、2000年に設立された「Oisix」は、ダンボールについても同じ想いで改良を重ねてきたとし、これからも「Oisix」だからできることに1つひとつ取り組んでいく考えを示した。




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