2024.02.06

「楽天ラクマ」、リユース事業者の優秀ショップを表彰 ベクトルが「アパレル部門」2年連続1位

楽天グループ(楽天)が運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」は2月5日、「ラクマ公式ショップ(リユース)」において年間の優秀ショップを表彰する「ラクマ ショップ・オブ・ザ・イヤー (SOY)2023」を発表した。「ラクマSOY」は今回が2回目の開催となり、初めてオフラインで表彰式を開催した。

「ラクマ ショップ・オブ・ザ・イヤー」は、「ラクマ公式ショップ(リユース)」の出店事業者を対象に、部門ごとに前年の売り上げ、取引件数、ユーザーの評価、成長率などから選出したショップを表彰するアワード。2回目となる今回は、商品カテゴリ別に優れたショップを選出するジャンル賞として「バッグ」「腕時計」「アクセサリー」「アパレル」「エンタメホビー」の5部門と、「楽天ラクマ」が設けたテーマからショップを選出するサービス賞として「グリーン」「グローバル」の2部門による計7つの部門で、部門ごとに上位3ショップを選出した。


▲受賞ショップと楽天ラクマのスタッフ

サービス賞の「グリーン」はダメージのある商品でも廃棄せず次の人につなぐ消費行動を促進したとして、使い込まれた商品の取引比率が高いショップを、「グローバル」は「楽天ラクマ」における越境ECの活性化に伴い、海外からの取引実績が好調で、成長率などの高いショップを選出している。

昨年「アパレル(ハイブランド以外)」部門で1位、「アパレル(ハイブランド)」部門で2位を受賞した「ベクトル」が、今年は「アパレル」部門1位に加え、「グローバル」部門においても1位を獲得した。



ベクトルの担当者は、「アパレル」部門1位の際は「従業員やラクマの担当者様のおかげです。来年も1位を獲って殿堂入りできたらと思う」とコメントし、「グローバル」部門1位の際は「一昔前には海外でメイドインジャパンがはやったが、これからユーズドインジャパンがくる。これからも世界に日本のリユースの良さを伝えていけたらと思う」とコメントした。

受賞ショップは以下の通り。

【ジャンル賞】
・「バッグ」部門
1 位: 「ブランディア」
2 位: 「PURPOSE ラクマ店」
3 位: 「KOMEHYO ONLINE ラクマ店」

・「アクセサリー」部門
1 位: 「セルビー」
2 位: 「ブランドテアトロン」
3 位: 「ジェイビーワークス ラクマ店」



・「腕時計」部門
1 位: 「ウォッチニアン ラクマ支店」
2 位: 「ギャラリーレア ラクマ店」
3 位: 「エコスタイル」

・「アパレル」部門
1 位: 「ベクトル ラクマ店」
2 位: 「RINKAN」
3 位: 「LIFE ラクマ店」

・「エンタメホビー」部門
1 位: 「もったいない本舗 ラクマ店」
2 位: 「ブックオフ ラクマ店」
3 位: 「島村楽器 USED SHOP ラクマ店」



【サービス賞】
・「グリーン」部門
1 位: 「BRING ラクマ店」
2 位: 「もったいない本舗 ラクマ店」
3 位: 「バイセル ラクマ店」



・「グローバル」部門
1 位: 「ベクトル ラクマ店」
2 位: 「ブランディア」
3 位: 「BRING ラクマ店」



ラクマ事業部 ジェネラルマネージャー 長谷川健一朗氏は、「『楽天ラクマ』は事業者が出品できるサービス『ラクマ公式ショップ』を2022年にスタートし、当初は130の企業様に出品いただきましたが、今では数倍の企業様にご出品いただくまでになりました。2023年は安心安全なプラットフォームになること、楽天経済圏のユーザーに愛されるサービスになることに注力してきた。安心安全の観点では、偽造品対策としてパトロールを強化するとともに、悪質な事業者の取り締まりをAIを活用して強化している。昨年からコメ兵さまと取り組みさせていただいてる鑑定のサービスを1月に本格スタートした。楽天経済圏との連携については、『楽天市場』の買い回りの一環として『楽天ラクマ』をご利用いただけるような取り組みを進めている。『楽天市場』以外の連携にも取り組む」と語った。


▲ラクマ事業部 ジェネラルマネージャー 長谷川健一朗氏

ラクマ事業部 BtoC & AD事業課 シニアマネージャーの木下春菜氏は、「おかげさまで『ラクマ公式ショップ』の売り上げは順調に推移し、2023年12月にギネスレコードを更新した。その中でもラグジュアリー商品が堅調で、ブランドアイテムの需要を取り込むことができた。昨年10月からラグジュアリー商品とファッション商品の戦略を分けて、クーポンも実施した成果が出ている。海外向けは購入代行会社の事業者との連携を引き続き強化している。2つ以上在庫している商品の管理機能や、売上実績表などの機能も提供している。店舗さまの希望で提供できる商品コメント機能もある。フリマを愛用しているユーザー様を取り込むために商品コメント機能が有効だ」と紹介した。


▲ラクマ事業部 BtoC & AD事業課 シニアマネージャーの木下春菜氏が事業戦略を紹介

「楽天ラクマ」は、二次流通や応援消費などによる「サーキュレーション市場」の創造と発展を通じて、循環型社会の実現に貢献することを目指している。アワード開催を記念して、受賞ショップで使える 10%オフ(割引上限 500 円)クーポンを配布するキャンペーンも開始した。


■「ラクマ ショップ・オブ・ザ・イヤー 2023」特設ページ
https://rakuma.rakuten.co.jp/info/campaign/award/








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