2024.01.24

プロ人材のマッチングサービス「CARRY ME」、利用の個人事業主向けに「DGFT請求書カード払い」を提供

デジタルガレージは1月22日、プロ人材のマッチングサービス「CARRY ME(キャリーミー)」において、登録しているプロ人材(個人事業主)に向けたB2B決済サービス「DGFT請求書カード払い for CARRY ME」の提供を開始した。キャリアの多様化を背景に増加するフリーランス人材の資金繰りの課題解決を支援する。

デジタルガレージが運営する「CARRY ME」は、“ビジネス界にもプロ契約を”というコンセプトのもと、企業の中核を担う案件を専門的なスキルを持つプロ人材に業務委託契約で業務を紹介するサービス。デジタルマーケティング(広告運用、SNS、SEO、ECなど)、広報、事業開発、法人営業、採用など事業のグロースを担う案件に強みを持ち、これまで2000社以上の企業に導入されている。

このほど、登録しているプロ人材(個人事業主)に向けて、資金繰りを支援するB2B決済サービス「DGFT請求書カード払い for CARRY ME」の提供を開始した。銀行振込の請求書をクレジットカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できるサービスとなる。需要の季節性に伴う資金繰り課題を解消する、支払いをクレジットカードに集約させることで買掛管理の業務を効率化するといった目的で活用できる。


▲「DGFT請求書カード払い」の利用イメージ

デジタルガレージが2022年より展開しているサービス「DGFT請求書カード払い」を基盤とした個人事業主向けB2B決済サービスで、同社のグループ戦略「DG FinTech Shift」で重要な位置付けとなる、B2B市場向け決済サービスのさらなる拡大を目指す取り組みとなる。

フリーランスとして活躍するプロ人材は年々増加するとともに、多くの企業において副業解禁が進んだことなどを背景に、その増加傾向は一層加速している。一方で、フリーランスには、仕事量や収入が安定し難いという側面もあり、資金繰りの課題に直面しやすい環境ともいえる。

デジタルガレージが展開する「DGFT請求書カード払い」では、2023年4月より個人事業主向けの展開を開始しており、全登録者に占める個人事業主の割合は約35%まで伸長している。

デジタルガレージは、これらの状況を背景に今後も個人事業主の利用の増加が見込まれるとし、「DGFT請求書カード払い for CARRY ME」サービスの提供を通じ、フリーランスとして活躍する人々が直面する資金繰りの課題に対応し、プロ人材の自立への貢献を目指す。

迅速かつ高い水準の対応が求められる企業に向けて、高品質な審査基準を担保したB2B領域のフィンテックソリューションを提供することで、自社グループにおける次世代Fintech事業の推進、便利で安全・安心なキャッシュレス社会の実現に貢献していく考えを示した。




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