2023.12.25

ラオックス・ロジスティクス、アパレル特化の物流会社「ポラリス」を買収 アパレルの保管・発送業務を開始

ポラリスの本社・倉庫の内観。敷地面積1300坪、延床面積850坪の大型倉庫

ギフト物流大手のラオックス・ロジスティクスはこのほど、岐阜県岐南町を拠点としたアパレル専業の物流センターを運営するポラリスの株式を2023年10月31日付けで取得して子会社化し、従来のギフト加工倉庫と冷凍倉庫に加え、アパレル物流対応の新業務を開始した。

ラオックス・ロジスティクスは、ギフト販売大手シャディの物流会社としてスタートし、現在はラオックスグループ全体の物流の他、グループ外の顧客の物流を担っている。国内外の物流の最適化のみならず、物流業務に付加価値をプラスすることで顧客の売上の最大化に取り組んでいる。

10月31日付けで、岐阜県岐南町を拠点としたアパレル専業の物流センターを運営するポラリスの株式を取得して子会社化した。ポラリスは、1994年に設立以来、30年近くアパレル専業倉庫として物流業務を展開。検針・札付け・アソート等出荷作業、検品・プレス・補修(縫製直し・汚れ落とし)はもちろん、EC物流に対応したシステムの導入によりネット通販事業者様へのサービス提供など、豊富な経験とノウハウを基盤として様々なニーズに応えている。

今回の子会社化により、関東圏から近畿、九州、そして中部へも輸送・保管エリアを拡充した。また、ラオックス・ロジスティクスの滋賀物流センターと連動させることで、顧客の繁閑にあわせ、保管場所の拡大や作業の高速化などの対応が可能となった。新たな顧客の獲得や既存の顧客の物量拡大に対応し、ポラリスのさらなる事業拡大とサービス向上を図っていくとしている。

ラオックス・ロジスティクスは今後、ポラリスのアパレル物流ノウハウを活かし、ラオックス・ロジスティクス、およびラオックスグループ既存事業とのシナジーの最大化を目指す考えを示した。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事