給湯器を中心とした住宅設備のオンラインサービスを手がけるキンライサーは12月13日、最先端のDeep Learning技術の研究開発を追求する大学発のAIベンチャー企業theAstateを子会社化した。AI×ITの力で労働生産性を向上させ、迅速かつ質の高いサービス提供を目指す。
キンライサーは、ガス給湯器・エコキュートを中心としたスピード交換オンラインサービスを展開。工事実績は累計20万件、年間では4万件を突破している。このほど、大学発のAIベンチャーのtheAstateを子会社化した。
theAstateは、最先端のDeep Learning技術の研究開発を追求し、それを社会に実装するAIベンチャー企業。画像解析や単純なテキストマイニングだけに留まらず、SNS投稿分析による高度なインフルエンサーの推薦技術や、より効果的なハッシュタグをAIにより見つけ出す推薦技術、企業のSNSやマーケティング活動を飛躍させる数多くの技術を所有している。東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授の山崎俊彦氏が社外取締役CTOとして参画し、その開発メンバーには東京大学 山崎研究室の出身者でAI分野において博士の学位を持つメンバーが在籍している。
キンライサーは、今回のtheAstateのグループ参画により、住宅設備業界におけるAI活用の先駆者となり、データ解析や予測モデリングにより「AI×IT」の力で労働生産性を向上させ、迅速かつ質の高いサービス提供を目指すとしている。theAstateとの融合により、今後はさらに便利で革新的なサービスと、顧客とって価値のある体験を提供していく考えを示した。
一方、theAstateは、キンライサーの業務支援のみに留まらず、引き続き多くの企業のAI活用やマーケティングをこれまでどおり支援する。
