2023.12.15

売れるネット広告社、グルプスの子会社化を決議 マーケ支援を強化、業容拡大へ

売れるネット広告社は12月13日、ネット広告特化型のマーケティング支援企業グルプスの全株式取得(子会社化)に向けた基本合意書を締結した。マーケティング支援サービスの強化、他業界への事業展開による成長を目指す。

売れるネット広告社は、健康食品・化粧品業界を中心とした D2C(ネット通販)事業者向けに、クラウドサービス、およびマーケティング支援サービスを提供し、D2C事業者が自社サービスを活用し、インターネット広告の費用対効果を改善し、業績を拡大することを目的として事業を展開している。

12月13日開催の取締役会において、グルプスの全株式取得、子会社化について、基本合意書の締結を決議した。

売れるネット広告社は、今後の成長のために「既存サービスの強化・利便性の向上」および「他業界への事業展開」が重要と考えており、今回の株式取得により「マーケティング支援サービスの強化」と「他業界への事業展開」の実現を目指すとしている。

グルプスは、「日本の『ど真ん中』からハイスピード×ハイクオリティでクライアントを成功に導く Webマーケティング精鋭集団」という企業理念を持ち、広告戦略の立案から運用実行までを一気通貫で提供するネット広告特化型のマーケティング支援企業。D2Cのみならず、金融・飲食・クリニック等の業界に対して過去300商材以上、500以上の広告戦略の実績を有する。世界中の広告媒体を利用し、多彩なジャンルの商品プロモーション運用を担っており、その中で培ったノウハウを基にクライアントを成功に導くための広告運用の設計実行
に関するサービスを提供している。

売れるネット広告社は、独自のメディアプラットフォームを通じて、300社以上の媒体に対し成果報酬により広告を配信することが可能なマーケティング支援サービスを提供している。サービスの成長戦略として広告出稿量の増加を掲げており、今回の株式取得により、マーケティング支援サービスのさらなる強化を図っていくことが可能となるとしている。

また、現在の自社サービス提供のコア業界である健康食品・化粧品業界以外の業種へのサービス展開・市場開拓が可能となり、多岐にわたるサービス展開による成長を実現できると考えたとし、これらの理由からグルプスの子会社化により、自社の企業価値向上と発展に寄与するものと考え、全株式取得に向けた基本合意書締結に至ったとしている。株式譲渡契約書締結、株式譲渡の実行は2024年2月を予定している。




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