2023.12.12

トランスコスモス、ウェブライフと資本業務提携 ノウハウを共有し、最適な「Shopify」サイト構築・運営を支援

トランスコスモスは12月8日、Shopify Plusパートナーのウェブライフと資本業務提携を締結した。両社の持つノウハウを共有し、「Shopify」を用いたECサイトの構築とその運営支援事業を拡充する。

トランスコスモスの「ECワンストップサービス」は、ECビジネス成長の軸を顧客体験と定め、ECに関わる各種サービス(CXフルフィルメント領域、セールスマーケティング領域、システム領域)をワンストップで提供している。顧客企業のECサイト構築においては、「Shopify」を用いた支援を行っており、優れた成果をもつ提供企業として「Shopify」の最上位の公式パートナーである「Shopify Plus Partner」に認定されており、2022年には「Shopify Plus Partner of the Year」を受賞するなど高い評価を得ている。



このほど、同じくShopify Plus Partnerに認定されており、2021年に「Shopify Plus Partner of the Year」、2023年12月に「Shopify Plus Upgrade Partner of the Year」を受賞したウェブライフと資本業務提携を締結した。

両社は、顧客企業にとって最適なECサイト構築支援を実現するため、それぞれが独自のサービスを提供してきた。今回の業務提携を通じてノウハウが共有することで、顧客からのさまざまな要望に対して最適な「Shopify」の構築と、その運営支援が可能になるとしている。

まずは、ウェブライフの有する「BiNDec」を活用した新たなShopify構築・運営アプローチ、トランスコスモスのECワンストップサービスによるトータル支援の実現、両社の顧客企業に対するグローバル展開・越境顧客支援を実現にて協業を予定している。

ウェブライフの開発したShopify構築SaaS「BiNDec」を用いた、より効率的なShopify構築・運営アプローチにより、幅広い顧客企業からの多様な要望に対する「Shopfiy」を活用したソリューションを両社で開発・展開し、消費者にとって最適なECでの購入体験を実現する。ウェブライフの顧客企業に対して、トランスコスモスが有する各種サービス(CXフルフィルメント領域、セールスマーケティング領域、システム領域)の提供も行う。

さらにトランスコスモスが有する海外子会社・グループ会社のネットワークと、越境ECワンストップサービスに加え、ウェブライフが有する海外アプリベンダーのネットワークを活用し、日本のみならず海外に向けたEC事業の支援も実現・強化していくとしている。上記にとどまらず、顧客企業のEC事業のさらなる拡大に貢献すべく、両社でさまざまな協働の形を模索していく考えを示した。

本提携にあたり、ウェブライフ 代表取締役 熊崎隆人氏、山岡義正氏は、「この度、EC事業者様の課題を総合的かつグローバルに支援されているトランスコスモス様と協業できることを、とても光栄に思っております。日本そしてアジアにおけるEC市場は、DXの推進、EC化率の向上により大きく成長する市場です。世界一のECプラットフォーム『Shopify』の最新テクノロジーを武器に、この市場をけん引していくため、我々はShopify Plusのトップパートナー同士の連合を組むことにいたしました。ウェブライフが展開する『Shopify』を用いたSaaS事業『BiNDec』と、トランスコスモス様の有する幅広い販売チャネルをはじめ両社のノウハウを共有することで、EC事業者様への新たな価値提供を行いEC分野の可能性を大きく広げてまいります。両社が力を合わせ、日本、そして世界におけるマーケティング、EC分野のサービスインテグレーションによるDXを加速させてまいります」とコメントした。

トランスコスモス 代表取締役共同社長 神谷健志氏は、「我々と同じくShopify Plusパートナーとして幅広い業種と規模のお客様企業をご支援されているウェブライフ様と、このたび協業できることを大変うれしく思っています。日本のEC化率は世界的に見てもまだまだ低く、発展の余地があると言われていますが、トランスコスモスは今後も世界最大級のECプラットフォームである『Shopify』を国内EC市場へ積極的に展開することで、EC化率の向上と消費者の利便性向上を追求し、EC事業者様の事業拡大に貢献していきたいと考えております。『BiNDec』というユニークなソリューションを開発されているウェブライフ様との今回の資本業務提携を通じ、より多くのEC事業者様が『Shopify』のエコシステムを活用した事業拡大を実現されるお手伝いができるよう取り組んで参ります」と述べた。





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