2023.12.07

ワールド、中間期 EC取扱高2%増の207億円超 EC化率は微減で20%に

ワールドの2023年4ー9月期(中間期)におけるECの取扱高は、前期比2.0%増の207億3300万円だった。EC化率は、前期比0.78ポイント減の20.28%となった。
 
同社では、自社ECサイト「ワールド オンラインストア」の運営において、昨年秋に実施したアプリのリニューアル以降、機能の改善やOMO施策の強化を継続してきた。こうしたことを背景に、EC・実店舗間のシームレスなサービスの提供を、ブランド事業と一体となって進めたことが売り上げの拡大につながったという。
 
リアル回帰が進む中で、実店舗スタッフのスナップの掲載や、ブログなどのデジタルコンテンツの発信も推進。顧客とのコミュニケーションを充実させる施策を、昨年から特に強化してきたという。
 
さらに、「ナルミヤ・インターナショナル」のEC事業や、その他のデジタル事業の拡大も、EC取扱高の成長に寄与したとしている。
 
2023年4ー9月期は、EC・店舗の両販路で、引き続きプロパーを重視した売り方に努めたという。
 
その結果、2023年4ー9月期の連結業績における売上総利益率(粗利率)は59.1%となり、前年同期比で1.2ポイント改善したとしている。





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