ぴあ朝日ネクストスコープはこのほど、EコマーステクノロジーカンパニーのRoktと提携し、ぴあが運営するチケットサイト「チケットぴあ」の購入・申し込み完了時にメッセージを届け、ポジティブに反応したユーザーの可視化ができるCookieレスな広告＆データソリューション「PIA Premium Engagement Ads #Post Purchase」の提供を開始した。チケット購入・申し込み完了直後という新しいオファーにもっとも興味を示す瞬間の活用を可能にする。
ぴあ朝日ネクストスコープは、データマーケティングのノウハウを活用し、エンタテインメント業界をはじめとしたさまざまな企業に各種ソリューションを提供している。このほど、Roktと提携し、Cookieレスな広告＆データソリューション「PIA Premium Engagement Ads #Post Purchase」の提供を開始した。
Roktは、Eコマーステクノロジーのグローバルリーダーであり、買い物客のエンゲージメントが最も高まったタイミングでレレバンシー（関連性）の高いお知らせを提示することで、ECサイトにおけるトランザクションあたりの収益性の最大化を実現している。
「PIA Premium Engagement Ads #Post Purchase」は、日本最大級のチケットサイト「チケットぴあ」の購入・申し込み完了時という特別な瞬間に高いパフォーマンスでメッセージを届ける。
ぴあが運営する「チケットぴあ」は、音楽、演劇、スポーツ、映画、レジャーなどさまざまなジャンルのチケットを常時2万件のイベントが登録され、1750万人を超える会員組織を有し、年間7500万枚ものチケットを発券する日本最大級のチケット販売サイト。
2019年のライブエンタテインメントの市場規模は6295億円で、この10年間で約2倍に拡大。2020年以降、新型コロナウイルス感染拡大による人数制限の影響で足踏みし、大きく落ち込んだが、2023年には2019年の水準まで回復を見せており、2025年には市場規模は6639億円と、コロナ前を超えて拡大していくことが予測されている。
同じ嗜好を持つ人々と一緒に、その時、その場でしか味わえない盛り上がりを楽しむ新しい消費潮流「トキ消費」は「コト消費」に次ぐ消費スタイルとして注目されており、ライブエンタテインメントは、「トキ消費」の3要素である「非再現性」「参加性」「貢献性」をすべて満たす。
「PIA Premium Engagement Ads #Post Purchase」では、「チケットぴあ」でのチケット購入という高揚感の中で、チケット購入・申し込み完了直後の顧客だけにメッセージを届けることができる。顧客が集中し、新しいオファーを受け入れやすい精神状態にある、購入完了の瞬間「トランザクションモーメント」を活用することで、新しいオファーにもっとも興味を示すタイミングでリーチすることができるという特徴も備える。
▲Roktの優れたAI/機械学習やアルゴリズム＋ぴあ会員・購買・行動データで、非常に高いパフォーマンスと成果を発揮さらに、eコマースに特化したマーケティングテクノロジー企業で、AI活用領域でも数々の受賞歴を持つRoktのテクノロジーにより、ぴあの保有するファーストパーティーデータをAIがリアルタイムに分析。広告主のオファーにもっともエンゲージメント確度の高いコンテンツを瞬時に選出して提示し、関連性の高いメッセージを届ける。
「チケットぴあ」購入・申し込み完了画面の広告は、サービスのUI/UXに合わせたクリエイティブに加えて、モーダル型のオーバーレイフォーマットを採用し、メッセージを最適化。2021年からRoktの媒体社向けサービス「Rokt Ecommerce」での広告配信を通じた機械学習の強化、クリエイティブのA/Bテストなどを通じて、パフォーマンス強化を続けてきた。
これらの結果、広告のビューアビリティでは非常に高い視認性（95％）を実現し、パフォーマンス実績として、平均ポジティブクリック率は7.3％と一般的なディスプレイ広告と比較して、約10～20倍以上の非常に高いパフォーマンスを実現している。
▲ファーストパーティーデータの活用により、効率的に顧客の獲得し、精緻にユーザーを可視化プライバシー規制や各種法規制に準拠したファーストパーティーデータの活用により、ITPやサードパーティーCookieの規制等を受けることなく、広告主のオファーにポジティブに反応したユーザーを、ぴあの会員データや購買データ、行動データといった独自のプロファイルで可視化するプランを用意。広告キャンペーンについても、ぴあ会員に基づいた属性等でのクリエイティブパフォーマンスデータを提供する。
