サウンドファン、「ミライスピーカー・ステレオ」発売 20万台ヒットのスピーカーの新製品

サウンドファンは10月20日、「ミライスピーカー・ステレオ」を発売した。従来品の「ミライスピーカー・ホーム」は、2020年5月の発売以来、累計約20万台を販売するヒット商品となっている。11月には、米国でも「ミライスピーカー・ステレオ」を発売する予定だという。
　
「ミライスピーカー」は、曲面の振動板を搭載したスピーカーだ。簡単な接続と操作で、テレビの音が聴こえやすくなることから、高齢者を中心に人気を集めており、ヒット商品となっていた。「簡単操作である一方、モノラル音声なので、物足りなさを感じるという声もあった。そこでステレオタイプの開発が始まった」（山地浩社長）と話す。
　
「ミライスピーカー・ステレオ」の価格は税込3万9600円。自社ECサイトを中心に販売している。今後はテレビ通販での展開も広げていくとしている。


▲「ミライスピーカー・ステレオ」

米国での販売に関して、金子一貴CMOは、「実際に商品を持って米国に行き、テストをしてきた。米国は日本よりも家が広いことが多く、テレビとの距離も遠い家が多かった。商品への反応はよく、手応えはあった。日本同様、米国でも市場を拡大させていきたい」と話している。