2023.10.26

ビックカメラ、EC売上は11.2%減の1274億円 2年連続の減収に

ビックカメラの2023年8月期連結業績におけるEC売上高は、前期比11.2%減の1274億円だった。コロナ以前の2019年8月期のEC売上高1039億円に比べると、30%の増収となったが、2023年8月期の目標として掲げていた1513億円には至らなかった。
 
同社の2021年8月期のEC売上高は、コロナ禍のEC需要の高まりを受け大きく伸び、1564億円となっていた。2023年8月期のEC売上高は、2022年8月期に続き、2年連続の減収となった。


▲単体売上高の増減(前期比)
 
当期の目標としては、SKU数を増加させることも掲げていた。この点に関しては、2022年8月期に比べ、約100万SKU増加できたとしている。品ぞろえの拡充に関しては、今後も継続して注力していくとしており、2024年8月期以降の3年間で、倍増させることを目標にしている。
 
同社では、都市型のビックカメラと、郊外を主体とするコジマとの連携により、全国の顧客ニーズに対応していく方針。コジマの実店舗で、ビックカメラのECの商品の取り置きができるようにするなど、今後も連携を強化していくとしている。






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