2023.10.24

【売れるネット広告社 加藤公一レオ社長】「他産業や海外への展開を積極検討」上場後インタビューで明かす

上場後のインタビューに応じた売れるネット広告社の加藤公一レオ社長

売れるネット広告社は10月23日、東証グロース市場に上場した。売れるネット広告社の加藤公一レオ社長は、上場後の本紙のインタビューに対して、「これまで支援してきたD2C業界以外の分野の広告の支援にもチャレンジしたい。海外展開も積極的に検討したい」などと話した。

売れるネット広告社の上場後の初値は、公開価格が一株当たり910円だったのに対し、初値は8%下回る837円を付けた。

上場後のインタビューで、加藤社長は、上場によって調達した資金を、不動産や金融といった、D2C以外の産業への参入に投資したいという意向を示した。同社がこれまで蓄積してきた、ネット広告の運用のノウハウを、他分野でも活用していくとしている。

具体的な国やサービス内容は明らかにしていないが、海外進出も積極的に行う考えも示した。

これまで主力としていたネット広告に加えて、テレビや新聞、チラシなどのオフライン広告の媒体でも、積極的に展開していく考えも示した。

「当社はこれまで、借金もせず、赤字もほとんどなく、安定した経営を実践してきた。今後も、安定経営をベースとしつつ、チャレンジングな事業展開をしていきたい」(加藤社長)と話している。






RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事