2023.10.24

販促・CRM機能一体型カート「メルカート」、マーケティングプラットフォーム「MATTRZ CX」と連携

エートゥジェイはこのほど、販促・CRM機能一体型のクラウド型ECカートシステム「メルカート」において、Mattrzが提供する統合マーケティングツール「MATTRZ CX(マターズシーエックス)」とサービス連携を開始した。両者の強みをかけ合わせ、サイト集客からサイト内の最適化、CVR改善までを一貫して実現する。

エートゥジェイの提供する「メルカート」は、ECサイト構築実績国内NO.1の「ecbeing」から生まれたクラウドECプラットフォーム。多彩な機能性や操作性に優れたUI、万全のセキュリティ、システムの自動更新、集客からCRMまでサポートする専門チームなどを通じて、ECサイトに対するさまざまな課題を解決する。

このほど、Mattrzが提供する統合マーケティングツール「MATTRZ CX」とサービス連携を開始した。「MATTRZ CX」は、Web客機能、チャットボット、ヒートマップ、コンテンツ差し込み、プッシュ通知など、サイト上でのコミュニケーション最適化や、顧客の離脱防止となる機能をすべて網羅する統合マーケティングツールで、累計導入900契約以上の実績を持つ。

今回のサービス連携により「メルカート」を利用しているECサイト上にタグを1つ設置するだけで、画面の好きな場所にバナーを表示できる「ポップアップ表示」、HTMLを書き換えずにバナーや動画などのコンテンツが挿入できる「差し込み表示」、サイト全体の離脱率を改善できる「離脱防止」、サイト全体の使いやすさを向上「チャットボット」、サイト内の分析を過不足なく行える「ヒートマップ」、別のサイトを見ているユーザーに対して通知を送信できる「プッシュ通知」のサービスが導入可能となる。



これらのサービスによりな施策を行えるだけでなく、各種機能の表示数やコンバージョン率など、サイトの最適化に欠かせないデータがレポートとして取得できるため、的確なPDCAを回すことができる。

コロナ禍をきっかけにEC市場は拡大を続け、令和4年の日本国内のBtoC-EC(消費者向け電子商取引)市場規模は22.7兆円(前年20.7兆円、前々年19.3兆円、前年比9.91%増)に到達した。

そのためEC市場の競争は激化を極めており、サイトを開設したからといって商品が自然と売れるという状況ではなくなっている。ECサイトに関わらず、Webサイトでは集客から実際にコンバージョンに至るのはわずか1%のみであり、残りの99%の離脱を防止する施策が重要となる。

こうした状況を受け、「メルカート」の特徴である、SNSや広告運用による集客支援・分析機能などのサイト構築のみにとどまらない充実したサービスと、「MATTRZ CX」の豊富なWeb接客機能をかけ合わせることで、サイト集客からサイト内の最適化、CVR改善までを一貫して実現できることから、今回のサービス連携に至ったとしている。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事