鈴与商事は9月12日、中部電力ミライズコネクトと業務提携し、品質に問題はないが店舗等での販売が困難となった食品をお得に販売するサービス「TSUNAGU table」の提供を開始した。フードロス削減への貢献を目指す。
鈴与商事は、中部電力ミライズコネクトと業務提携し、中部電力ミライズコネクトが運営するフードロス削減に繋がるサービス「TSUNAGU table」の提供を開始した。まだ十分に賞味期限が残っているのに出荷期限が過ぎてしまった食品、製造・運搬の過程で発生した箱潰れや印字ミス等のわずかなエラーがある食品、時期が過ぎてしまったシーズン食品など、品質に問題はないが店舗等での販売が困難となった食品をおトクに販売する。
さまざまなな食品を詰め合わせた福袋形式での販売となり、レトルト食品、缶詰、飲料、調味料、お菓子など、中部エリアを中心に製造・販売を行っている有名メーカーで発生した、品質に問題はないが店舗等での販売が困難となった食品を厳選して段ボールに詰め合わせて発送する。6000円～8000円相当の商品がを3980円（税込）、8000円～1万円相当の食品を4980円（税込）で提供する。
「TSUNAGU table」は、中部電力ミライズコネクトは2022年11月より提供しているサービスとなり、この度の業務提携により、鈴与商事が中部電力ミライズコネクトと販売代理店契約を締結。鈴与商事の顧客への周知・販促を行い、専用ECサイトで購入・決済を可能にした。
さらにサービスの拡大に伴い、本サービスに賛同し、食品を提供してくれる食品メーカーや卸売業者などのサプライヤー企業を募集している。
鈴与商事はこれまで、LPガスを中心に電気、宅配水、太陽光発電システム、リフォーム等を展開し、地域に密着した「くらしサポート商材・サービス」を提供してきた。「TSUNAGU table」を通じ、多くの人に“フードロスが社会問題になっていること”に気が付いてもらうだけでなく、“フードロスという言葉は知っているが、どう行動すればよいか分からない”人たちへの“きっかけ”となり、フードロス削減の一助となるよう取り組んでいく考えを示した。今後も日々の暮らしをサポートし、SDGsの推進や地域経済の発展に繋がる商材・サービスを幅広く提供するとしている。
