2023.06.13

ECプラットフォーム「ecforce」、システム移行費0円キャンペーン データ移行の自動化ツールも提供

ECプラットフォーム「ecforce(イーシー・フォース)」を提供するSUPER STUDIOはこのほど、他社システムから「ecforce」にリプレイスする事業者を対象に、データ移行にかかる費用を無料で対応する「システム移行費0円キャンペーン」を開始した。さらに他社のカートシステムのデータを「ecforce」の仕様に自動で変換できる「ecforce data transfer(イーシーフォース・データ・トランスファー)」の提供も開始。ニーズが高ます「ecforce」への移行のハードルを下げ、導入企業のさらなる獲得を目指す。

「システム移行費0円キャンペーン」では、他社のECシステムからのデータ移行にかかる、見積りからデータ移行完了までの移行作業費用やプロジェクトマネジメント費用が無料になるという。6月1日~7月31日に契約し、他社システムからのデータ移行が発生する事業者が対象となる。

同社によると、スキンケア商材の企業はシステム移行に約400万円かかり、フード商材の企業はシステム移行に約250万円かかった事例があるという。システム移行時にネックとなるデータ移行の費用を無償化することで、導入のハードルを下げるのが狙いだ。

さらに、既存のECカートシステムにあるデータを「ecforce」の仕様に合わせて自動で加工・移行できるツール「ecforce data transfer」の提供も開始した。顧客データ・商品情報など、ECカートシステムで扱うデータ全般を移行でき、ECシステムの切り替え時にハードルとなる膨大なデータの移行を自動化できるという。



「ecforce data transfer」を利用したECカートシステム切り替えの申し込みは、「ecforce」公式サイトのWebフォームや電話で受け付けている。対応可能なECカートシステムについては問い合わせてほしいとのこと。対応カートは順次拡大するという。

SUPER STUDIOではこれまで、EC/D2Cメーカーの売上向上や業務効率化を目的とした「ecforce」へのカートシステムの切り替えの相談が多く寄せられ、その移行支援に数多く対応してきた。「ecforce」へのシステム移行後のCVR上昇率は380%と高いと説明する。

一方で、ECシステムのデータ移行を行うためのプロフェッショナル人材の確保が困難なことから、全ての問い合わせに対応が難しいという課題があったとし、これを解決すべく、ECカートシステムの切り替えに伴うデータ移行を自動化するツール「ecforce data transfer」の独自開発に至ったとしている。本ツールにより、ECシステムのデータ移行作業時間を1/16に削減できるため、要望への対応力が大幅に強化した。

多くのECシステム移行に対応できるよう、人員体制の強化も進めている。SUPER STUDIOでは、2021年の資金調達以降「ecforce」の開発やサポート体制を強化するための人材採用活動を行っており、これまで課題だったプロフェッショナル人材不足を解消をするための採用活動に取り組み、2021年の採用活動強化以降、ECシステム移行に携わる人員体制を2倍以上に増強している。

今後もシステムの機能アップデートと人員体制強化の両軸でEC/D2Cメーカーのシステム切り替え促進をサポートし、EC/D2C事業の成長に寄与していくとしている。






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