2023.05.19

ロート製薬、おいしいプラスと資本業務提携 健康社会の実現に向け食品事業で協業

ロート製薬は5月18日、おいしいプラスと資本業務提携契約を締結した。食品事業において、「おいしい」と「健康」を融合させることで、持続可能な健康社会の実現に向けた協業を推進する。

ロート製薬は、食品事業において「薬に頼りすぎない製薬会社」を目指し、これまでに培ってきたエビデンスに基づくいたモノづくりを通じて、様々な機能性食品および食品の開発にチャレンジしてきた。変化する社会において、顧客の生活習慣および食習慣に寄り添いながら、その時々のテクノロジーを活用し、個々にとって最適な形でそれぞれのウェルビーイングを推進している。

このほど、「低糖質」「低塩分」「自然由来」でありながらも、多くの人が普段食べている制限のない食事の「おいしさ」と同等、またはそれ以上の「おいしさ」を追求し、サスティナブルな健康社会を構築する、おいしいプラス社と資本業務提携を行った。おいしいプラスが新規に発行する株式をロート製薬が取得する第三者割当増資となる。

おいしいプラスは、「おいしい」と「健康」を融合させることが「世の中から肥満や病気を減らす」ことにつながるとの考えから、「ミシュランガイド東京」において7年連続 3つ星を獲得した江﨑新太郎シェフが2014年に創業。「伊勢丹新宿店」や「東京駅エキュート」等での店舗販売に加え、サブスクリプションモデルでの冷凍弁当やスイーツをECサイトにて販売するなど、次世代の食品を日常的に購入できる仕組みを構築している。

今回の提携により、ロート製薬、おいしいプラスの両社は、「おいしい」と「健康」の両立を目指し、機能性食品成分の応用や、フードテックを活用した健康食品・機能性食品の共同研究開発、互いの販売網を活かしたマーケティング戦略及び企画販売での協業など、様々な連携を進めるとしている。

おいしいプラスは、日々の健康を支えていく「食」の重要性が今後ますます高まる中、エビデンスと信用に基づく食品を開発を目指している。ロート製薬は本提携により、おいしさにこだわった次世代の食を提供できると考え、資本業務提携に至ったとしている。

両社が協働することにより、マーケティングの強化や販売網の拡大のみならず、新たなフードテック商品を生み出すなどの成果も期待できるとの考えを示した。




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