2023.05.09

一休、プレミアムグルメECサイト「一休.comお取り寄せ」開設 約30店舗の100商品を販売

高級ホテル・旅館の予約サイト「一休.com」などを運営する一休は5月8日、全国のプレミアムグルメを自宅で気軽に味わうことができるECサイト「一休.comお取り寄せ」を正式リリースした。コロナ禍を経て根付いた“自宅で上質な時間を過ごしたい”というニーズにも応える厳選グルメを取り揃える。正式リリースに伴い、名店「比良山荘」の鍋セットをプレゼントするキャンペーンを実施する。

一休の運営する「一休.comお取り寄せ」は、人気レストランが集まる「一休.comレストラン」ならではの厳選したお取り寄せグルメサイトとして、2022年5月にテストリリースしたサービス。約1年間のの顧客動向分析やレストラン誘致、サイトの機能改善を経て、このほど正式リリースした。

約30店舗・100商品をラインアップしており、数カ月先まで予約の取れない懐石料理の人気店「比良山荘」(滋賀県)や、「日本料理 晴山」(東京都)、行列の絶えないベーカリー「バックシュトゥーベ ツオップ」(千葉県)など、各ジャンルのトップレストラン・トップシェフの味を厳選。美味しいもの好きなら1度は食べたいプレミアムグルメを取りそろえる。


▲予約の取れないレストランや行列の絶えない人気店の味を自宅で楽しめる

ジャンルや価格帯に捉われない“本当に美味しいもの”を選び抜き、数万円の鍋セットから、数千円で味わえるハンバーグやカレー、パン、アイスクリームまで、多彩な絶品グルメのお取り寄せができる点が特徴となっている。ほとんどの商品が注文してから1週間程度で手元に届き、見事に再現された名店の味を複雑な調理いらずで堪能できる。四季折々の食材が織りなす季節限定商品も楽しみの1つとなっている。

「一休.comお取り寄せ」は、コロナ禍に根付いた「自宅でも気軽に美味しいものを食べたい」というユーザーニーズの変化に応え、2022年5月にテストリリースした。約1年の運用を経て、今後も十分なニーズがあると感じられたことから正式リリースに至ったとし、掲載店舗・商品数を増やし販売を強化していくとしている。

コロナ禍では、オンラインで商品を注文・購入する世帯が急速に増加した。また、飲食店側においても、オンラインで商品を販売できる手法が拡充したことにより、消費者は以前よりも手軽に“美味しいもの”を購入できるようになった。この大きな流れは今後も変わらず、自宅で美味しいものを食べるニーズは継続することが予測される。


▲ネットショッピング利用世帯の割合(出典:総務省統計局「家計消費状況調査」)

一方で、選べる商品が増えたことにより、消費者側は本当にいいものを探すのが難しいという新たな課題も生じているとし、一休が培ってきた“目利き力”をお取り寄せグルメの領域でも活かし、ユーザーとレストランをマッチングする三方よしのサービスを目指す考えを示した。

一休のお取り寄せ事業部 尾﨑亮太部長は、「一休.comお取り寄せ」について、高級レストランからカジュアルな名店まで、各料理ジャンルの中でも特に人気の高い店の“本当に美味しいもの”を厳選したECサイトであるとし、「私自身、『一休.comレストラン』に長らく関わってきて、レストランをハブとした美味しいもの×ユーザーのマッチングに努めてきました。その経験と、弊社のもつパーソナライズレコメンドのノウハウにより、本サービスでは美味しいものとユーザーを直接つなぐことができる、ひいてはユーザーに新たな“こころに贅沢”体験をお届けすることができると考えています。一休ユーザーはもちろん、全国の“美味しいもの好き”の方々にぜひ使っていただきたいサービスです」とコメントした。

正式リリースを記念し、5月14日までの期間、「一休.comお取り寄せ」のメールマガジン配信に新規登録した人の中から、抽選で25名に「比良山荘」の鍋セットをプレゼントするキャンペーンを実施する。




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