SNSマーケティング支援事業を展開するFinTはこのほど、ロート製薬が展開するスキンケアブランド「SKIO（スキオ）」のInstagramアカウントにおけるSNSマーケティング支援事例を公開した。潜在ターゲット獲得に向けた既存フォロワーの徹底分析および再定義により、目標のフォロワー1万人突破、獲得CPFの削減に貢献した。
ロート製薬の「SKIO」は、ロート製薬の皮膚科学研究を基に開発された、効果と効率を叶えるスキンケアブランド。時間のない現代を生きる、忙しいけれどキレイをあきらめたくないすべての人に向けて開発された。FinTでは、「SKIO」のInstagramアカウントにおけるSNSマーケティングを支援しており、このほど自社サイトにおいて、その事例を公開した
店頭配下がなく、オンライン販売限定の「SKIO」は、その商品特性上、ブランドコンセプトや商品情報を正確に、適切な顧客にリーチさせる必要があった。リサーチの結果、想定顧客のカスタマージャーニーにおいてInstagramを主流とした情報収集を経る傾向が強いことが判明したことから、ロート製薬は、効率的かつ効果的な顧客獲得の観点からInstagramアカウントの運用注力に舵を切った。
ロート製薬は、コロナ禍の2020年に「SKIO」を発売するとともに、Instagramアカウントを開設したが、競合他社のアカウントが大幅に急増したタイミングと重複したこともあり、Instagramアカウントの伸長およびCPFの高騰に課題を感じていたという。そこでSNSアカウントの運用実績と豊富な知見を持つFinTにInstagramアカウント運用を委託するに至ったとしている。
FinTは本取り組みにおいて、Instagram上のユーザー層や市場、またターゲット層に合わせたクリエイティブの最適化を実施。これまでの知見をもとに有効な方針を再策定・提案し、フォロワー数およびリーチ数増加に寄与した。
さらなるフォロワー数増加に寄与するべく、既存フォロワーの嗜好性や行動傾向を分析。また、同社が展開する商品の本質的な利点を理解し、アプローチすべきターゲットの再定義を並行して行った。
その結果、ターゲットの間口を広げることで当初目標の1万人フォロワーを突破したのはもちろん、エンゲージメントを期待できる良質なフォロワーの獲得、圧倒的な獲得CPFの削減に貢献したとしている。また、本取り組みを経て、ロート製薬社内におけるブランド顧客層の解像度アップにも寄与することができたとしている。
