2023.01.17

ベルタ、子育て経験者への「乳児湿疹、赤ちゃんの肌の悩み」を調査 97%以上が乳児湿疹を経験

ベルタは、女性ライフステージブランド「BELTA」において、子育て経験者を対象に「乳児湿疹、赤ちゃんの肌の悩み」に関する調査を実施し、その結果を公開した。全体の97.3%が乳児湿疹を経験している一方で、ベビーソープが一因となっていることはおよそ半数が認識していないことなどがわかった。

ベルタの運営する「BELTA」は、女性のさまざまなライフステージに寄り添う送品がラインアップする女性ライフステージブランド。妊活や妊娠中をサポートするマタニティケア、赤ちゃんのスキンケア、美しい髪に向けたヘアケア、ダイエットや体作りをサポートするボディケアなど、美容や健康の商品を提供する。

2022年12月21日~12月23日に、子育て経験のある331人を対象にした「乳児湿疹、赤ちゃんの肌の悩み」に関する調査を実施した。「乳児湿疹」とは、赤ちゃんの肌トラブルの総称で、赤ちゃん約80%が肌トラブルを経験しているといわれる。乳児は生後2~4ヶ月頃まで皮脂分泌が盛んで、その後は急激に減少するため皮膚トラブルを起こしやすく、湿疹が悪化しやすいのも特徴となっている。

乳児湿疹を経験したことがあるかをたずねたところ、「あった」(85.2%)、「あった気がする」(12.1%)を合わせると、全体の97.3%が乳児湿疹を経験しており、乳児湿疹の症状のない赤ちゃんの方が珍しいことがわかった。

乳児湿疹が起きた月齢をたずねた問いでは、「0カ月~3カ月」がもっとも多く87.3%だった。1カ月検診頃に肌の悩みが多くなっているということがわかった。近年、湿疹やアトピー性皮膚炎は、食物アレルギーの発症リスクがあることが研究されている。新生児からのスキンケアでアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上も低下することが発表されており、初期症状のうちに治しておくことが重要だとしている。



乳児湿疹を経験したときに使用していたベビーソープのタイプをたずねた問いでは、「泡のポンプタイプ」が90.6%大半を占め、「固形石鹸」は「液体ポンプタイプ」を大きく引き離した。自由回答からは「石鹸タイプは1人でお風呂に入れる際に両手で泡立てるのが難しく使いにくいのが難点」という回答が寄せられるなど、既に泡立っていてポンプタイプで使いやすいこと、また、ドラッグストアやインターネットでも購入しやすいことから「泡のポンプタイプ」利用者が多くなっているようだとしている。



乳児湿疹が起きたときにどのような対策を行ったかを尋ねたところ、「保湿をたくさんするようにした」(50.6%)の回答がもっとも多く、「病院へ行った」(35.2%)が続いた。乾燥が原因だと考え、保湿ケアをする人が約半数に上るものの、およそ3人に2人は病院には行っていないことがわかった。自由回答からは「乳児湿疹はホームケア(市販品)で対処していくべきなのか、病院に行って薬を処方してもらうレベルがどのくらいなのか、ネットなどで調べていてもなかなか自分で判断できなかった」「ひどくなると病院に行ったが薬を塗ることにも抵抗があり、普段のクリームもどれが本当に良い物なのかわからなかったので悩んだ。」という回答もあった。



界面活性剤の含有量が多い泡タイプや、アルカリ性で洗浄力の強い固形石鹸のベビーソープが赤ちゃんの肌に必要な皮脂まで洗い流し、乾燥につながる可能性があることを知っているかをたずねた問いでは、「知らなかった」と回答した人が50.8%だった。自由回答では、「いくら保湿や洗浄をしても乳児湿疹になってしまい、自分が悪いのかすごく悩み辛かった」「病院に行ったらベビーソープが原因になっていることを言われ、ベビーソープの使用を2日に1回にした」という回答が寄せられたとしている。



アンケートから、赤ちゃんの肌荒れを起こしたタイミングで泡のベビーソープを使っている人が9割を超えている一方で、ベビーソープが原因で肌荒れを起こしていると認識している人は49.2%と半数に届かず、更に乳児湿疹を起こしたタイミングでベビーソープを買い替えたという人は、12.5%しかいないことがわかった。これらの結果から、ベビーソープが原因となっていることが認識されておらず、なかなか治らない乳児湿疹に悩みを抱える人がいることが明らかになったとしている。

「BELTA」では、敏感肌・乾燥肌に着目した、泡ではなくミルクで洗う新感覚のベビーソープ「ベルタベビーソープ」を販売している。




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