2022.12.01

クロスシー、決済で攻めの越境ECを 総合決済のビリングシステムと提携

田中祐介社長

中国越境EC支援のクロスシーは11月4日、総合決済サービスを提供するビリングシステムと業務提携を締結した。クロスシーとビリングシステムは共同で、越境ECソリューション「One Stop To China」を提供する。同サービスは、物流コストや決済の手数料コストなどを抑えつつ、越境ECの優遇税制なども活用できる越境ECサービスとなっている。日本メーカーに対して、”攻めの越境EC”を提供することが可能だとしている。
 
クロスシーとビリングシステムが提供する「One Stop To China」を活用すると、「WeChat(ウィーチャット)」や「Douyin(ドウイン)」「Red(レッド)」などのSNSを活用したソーシャル越境EC店舗の開設・運営についての支援が受けられる。インフルエンサーを活用したプロモーションから、SNS運用までをワンストップで提供するとしている。
 
ソーシャル越境ECを活用する場合、「天猫(Tモール)」や「京東(ジンドン)」などの大手プラットフォームに出店するよりも、初期投資を抑えることができるという。
 
同サービスは、中国の税関システム「三単合一」に対応しているという。
 
同税関システムは、「越境EC税」ともいわれていて、指定の情報を提出すると、通関時に優遇税率を受けられるという。「One Stop To China」は、「三単合一」とAPI連携されているとしている。
 
クロスシーはこれまで、「HUMAN MADE (ヒューマンメイド) 」や「CA4LA(カシラ)」といった有名ブランドをはじめ、約100社の越境ECを支援してきた実績があり、ソーシャル越境ECの運用のノウハウを持っている。現地の200人以上のインフルエンサーとも提携しているという。




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