ネットショップの自動運営化サービスを提供するECデータバンクは10月28日、「楽天市場」ショップ向けのWebサービス「EC-UP」において、ショップの売上や転換率などの主要情報を毎日メールで配信する機能「サマリーメール」の提供を開始した。売り上げなどの情報収集にかかる手間の軽減をサポートする。
ECデータバンクの提供する「EC-UP」は、楽天市場に出店しているショップ向けのサブスクリプション型のクラウドサービス。類似商品や同時購入の実績を持つ商品など様々な情報をスマートフォン商品ページ（楽天市場アプリ含む）に自動表示することで回遊率や転換率を高め、ショップの売上アップを支援する。
このほど、ショップ運営における主要情報をメールで通知する新機能「サマリーメール」の提供を開始した。配信する主要情報項目は、「売上（スマートフォン・PC）」「アクセス人数」「転換率」「客単価」「リピート率」「併売率（複数買いの割合）」「売上金額ランキングTOP5」「売上個数ランキングTOP5」。詳細な分析や細分化された情報は極力減らして主要情報だけを厳選し、メールを見るだけで前日のショップの主要情報を把握可能にしており、デザインもシンプルにまとめている。
「サマリーメール」は、「EC-UP」の有料プランを利用中のショップ（無料トライアル中も含む）であれば、追加費用なしで利用できる。
ネットショップの運営者は、商品追加から発送業務、顧客への電話対応など日々の業務に追われている。近年では、多様化する顧客のニーズに応えるため、SNSや動画でのプロモーション活動も求められている。スタッフ1名で多くの作業を行う必要があり、可能な限り手間と時間を省いた効率の良い運営が求められている。「EC-UP」は、「運営スタッフの手間は増やさない。ショップの転換・回遊をアップさせる。」をコンセプトに掲げており、売上などの情報も手間なく収集できるよう「サマリーメール」の開発に至ったとしている。
2022年7月からは、楽天ランキングデイリー1位獲得を知らせる「楽天ランキングデイリー レポート」の提供も行っており、今後もメールでのお知らせ機能を拡張していく考えを示した。
