2022.10.10

ノンピ、シェフ監修の冷凍総菜を販売 「自宅では作れない味」を提供、初月に1万食突破

法人向けフード事業を手掛けるノンピは2022年6月末から、フローズンミールのECサイト「nonpi A.R.U.」の運営を行っている。

冷凍食品を利用する人は増えているが、冷凍食品を家族の食卓に出すことに抵抗感がある人もまだ多いと言い、「自信をもって食卓に出せる冷凍総菜」としてサービスを開始したという。

販売開始から1カ月で、販売食数が1万食を突破した。ミシュラン獲得店などのシェフが監修した冷凍総菜を定期便で提供する。「自宅では作れない味」(上形秀一郎副社長)として、和洋、中華などさまざまなジャンルの高級料理を提供する。「プチ贅沢商品」として受け入れられている。


▲上形秀一郎副社長

商品の中には、プラントベース(植物性の代替食品)もある。現在メニュー数は14種類で、今後は、監修シェフを増やし、年内には20種類に増やしていきたい考えだ。

また、アプリオーダーができるようにして、利便性を高めて、2023年のうちに販売食数100万食を目指している。

9月16日からは「アマゾン」でも販売を開始して、定期ではなく3食セットが単品購入できる形とした。1食当たり約1200円と比較的高額なこともあり、「定期購入前に味を試したい」との声に応えた形だ。

他にも、2020年8月から、法人向けのフードデリバリー「nonpi foodbox」も行っている。オンライン飲み会などに利用され、「50人以上の宴会が伸びている」(同)と言う。オンライン内定式などにも利用されているようだ。

テレビで紹介されたこともあり、2022年5月には70万食を突破した。小さい子どもを持つ人でも参加できるオンライン飲み会は、リアルより参加率が高い。アフターコロナにおける新しい社会に対し、大規模宴会や集会などに需要があるとみている。





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