2022.06.29

【WEARとPayPayフリマが連携】ZOZO、ファッション特化のソーシャルコマース提供 着用アイテムを手軽に出品・購入

ZOZOが運営するファッションコーディネートアプリ「WEAR」は6月29日、ヤフーが運営するフリマアプリ「PayPayフリマ」の仕組みを活用し、ファッションに特化したソーシャルコマースとして、コーディネートの着用アイテムを手軽に出品・購入できる新機能(ソーシャルコマース機能)の提供を開始した。ソーシャルコマース機能では、コーディネートから「WANT(欲しい)」ボタンで出品をオファーすることも可能す。「WEAR」では同日、ソーシャルコマース機能の提供開始にあわせ、出品者全員が最大1000ポイントのZOZOポイントをもらえる「ZOZOポイントプレゼントキャンペーン」を開始。7月7日には、ファッション業界で活躍する著名人が私物を出品する「著名人フリーマーケット」を開始する。

「WEAR」は2013年にサービスを開始したファッションSNS。現在、アプリダウンロード数は1600万件を突破し、1200万件を超える多種多彩なコーディネート画像が集まっている。ファッション好きのユーザーから高い支持を得ているWEAR公式認定ユーザー「WEARISTA(ウェアリスタ)」やファッション好きの著名人・インフルエンサー・ショップスタッフ・一般ユーザーが投稿するリアルなコーディネートから、最新のトレンドや洋服の着こなし方法が分かる。

今回のソーシャルコマース機能では、WEARに投稿されたコーディネートの着用アイテムを手軽に出品・購入できる。購入検討の際、「着用コーディネート」や「投稿者の身長」などの豊富なファッション情報からサイズ感や着回しイメージも参考にすることが可能。気になるコーディネートの着用アイテムには「WANT(欲しい)」ボタンをタップすることで、希望購入金額(任意入力)とあわせて出品をオファーすることができる点も特長だ。「WEAR」に出品したアイテムは、「PayPayフリマ」アプリをダウンロードしID連携をすることでPayPayフリマにも同時出品できるため、より幅広いユーザーに出品アイテムを見てもらうことが可能だ。



ZOZOは2021年にサステナビリティステートメント「ファッションでつなぐ、サステナブルな未来へ。」を掲げた。ソーシャルコマース機能の提供は、サステナビリティに関する取り組みにおいても重要な二次流通の機会創出につながる取り組みの一つ。単なるファッションアイテムの売買だけではなく、アイテムの所有ユーザーから購入ユーザーへそのファッションアイテムへの想いがつながること、アイテムを購入したユーザーが新しいファッションの着こなしや楽しみ方を提案することで、アイテムに新たな付加価値が生まれる。「WEAR」ならではのファッションに特化したソーシャルコマース機能を通じて、人から人へと大切な一着をつなぎ、サステナブルな未来の実現に向けて取り組む方針だ。



「PayPayフリマ」は昨年、ユーザー同士がアイテムについて自由に情報交換できる投稿機能を導入し、ユーザー間のアイテムの売買だけでなく、コミュニケーションによってアイテムとの出会いや発見を創出する「ソーシャルコマース」戦略を推進している。

ZOZOとヤフーは、これまでも「PayPayフリマ」において、ZOZOが運営するファッションECサイト「ZOZOTOWN」で購入した商品を簡単に出品できる機能「持ち物リスト」を提供し、「ZOZOTOWN」のアイテムデータを活用した出品連携によるスムーズな出品体験、「PayPayフリマ」と「ZOZOTOWN」ユーザーのファッションサイクルを促進してきた。

今回のソーシャルコマース機能の提供を記念し、キャンペーンを展開する。ZOZOポイントプレゼントキャンペーンでは6月29日正午から8月5日正午まで、出品者全員に1出品につき200ポイント、最大5出品で1000ポイントのZOZOポイントを進呈する。

「著名人フリーマーケット企画」では7月7日正午ごろから8月5日正午ごろまで、ファッション業界で活躍する著名人が私物を出品する。計14名の著名人が、毎週3~4人ずつ4週間にわたり私物を出品するフリーマーケット企画だ。








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