2022.04.15

デリバリーサービス「Wolt」、小売店舗のデリバリー支援を強化 東北・東京エリアでのサービス拡充

Wolt Japanはこのほど、デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」において、注力領域であるリテール(小売)分野のデリバリーを強化し、東北と東京を中心に、百貨店やスーパーマーケットなど複数の新規パートナー企業とのサービスを開始した。イオン東北など東北エリアで3社、文化堂など東京エリアで3社、九州エリアで1社の新規パートナーとのサービスを順次スタートする。

「Wolt」は、フィンランド・ヘルシンキで発のデリバリーサービス。2020年に日本に上陸し、現在22都道府県38エリアにサービスを展開している。

「おもてなしの顧客体験」を軸にしたデリバリーサービスとして、料理宅配に加え、食料品や日用品、化粧品などのリテール(小売)商品を注文から30分程度で届ける「Qコマース(即時配達)」に注力。4月には、東北と東京を中心にサービスを拡充し、百貨店やスーパーマーケットなど複数の新規パートナー企業とのサービスを開始した。



東北エリアでは、4月6日に約400品目の弁当、総菜、菓子などの食料品、飲料品を扱う「仙台三越」とのサービスをスタート。4月22日に約700品目の弁当、総菜、菓子などの食料品を扱う「パルクアベニュー・カワトク」、4月26日に食料品、日用品など約2000品目を扱う「イオン仙台一番町店」とのサービスをスタートする。

東京エリアでは、食料品、日用品など約900品目を扱う「Bio c’Bon骨董通り店」と、冷凍食品など約500品目を扱う「Picard武蔵小山店」とのサービスを4月19日にスタート。4月28日には生鮮食品、日配品、加工食品、菓子、デザート、デリカテッセン、パン、米、飲料など約5000品目を扱う「文化堂豊洲店」とのサービスを開始する。



九州エリアにおいても4月1日に、食料品、日用品、医薬品を含む約2000品目を扱う「イオン南宮崎店」とのサービスを開始している。

【リテールデリバリー提携企業一覧(2022年4月14日現在)】



アプリやWebサイトからボタンひとつで簡単に注文でき、商品受け取りにかかる時間やストレスを軽減できるリテールデリバリーサービスの利便性により、忙しい子育て・共働き世代や、コロナ禍で自宅療養や自宅待機中のため日常の買い物が困難な人など、幅広い層の多様なニーズに対応するとしている。

今回のサービス拡充にあたり、Wolt Japan リテール事業本部長の髙木慶太氏は、「『Wolt』は、人にも環境にも優しいサービスを提供することで、みんなを笑顔にする存在になりたいと考えています。『Qコマース(即時配達)』が人々の生活に自然に溶け込み、日常の買い物の選択肢の一つとして受け入れられるよう、食料品・日用品などのリテール(小売)分野のパートナーシップの構築を推し進め、全国に展開してまいります。忙しい日常のすきま時間に、Woltのリテールデリバリーを取り入れていただき、ご注文から30分程度で商品が届くQコマースの利便性を多くの方々にご体験いただければと思っております」とコメントした。



RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事