2021.09.10

韓国EC大手のCoupang、東京2号店を目黒に開設 品川に続く2拠点目、日用品や生鮮食品を20分以内に配送

Coupang, Inc.は9月8日、日用品や野菜・肉・卵などの生鮮食料品を20分以内に届けるサービス「Coupang」の東京2号店を東京都目黒区にオープンした。1号店の好評を受けオープンした2号店は、利用者のニーズに応えて商品の品ぞろえの充実を図った。

2021年6月に東京・品川区で試験運用を開始した「Coupang」は、日用品や野菜・肉・卵などの生鮮食料品を20分以内に配送するサービスを提供。また、「羽田市場」のように、地元の漁師から直接仕入れた新鮮な刺身を提供するなど、地元の有力企業と提携して惣菜の提供も行う。多くの野菜や食材を地元の農家から直接仕入れており、地元企業に新たな販売チャネルを提供している。


サービスエリアを順次拡大

試験的にオープンした1号店(品川区)が好評だったことを受け、このほど東京2号店を目黒区にオープンした。2号店は、CEOのボム・キム氏がCoupang Japanチームと一緒に数ヶ月間のテストを通じて得た学びに基づいており、利用者の買い物実績やフィードバックをもとに、オーガニックの果物や野菜などの商品の品揃えの充実を図ったとしている。

東京2号店の出店にあたり、Coupang Inc.のCEOボム・キム氏は、「2カ所目の地域への進出は、日本での長期的なビジネスチャンスへの挑戦と、他にはないショッピング体験でさらに広範囲における地域のお客様に喜んで頂きたいという熱意の表れです。弊社は、地域のお客様が何を求めているのかを把握し、『Coupang』なしでは生活できなかったと思っていただけるような素晴らしい体験をお届けするために、たゆまぬ努力を続けています」と話す。

「弊社は、EC、フルフィルメント、物流に関する豊富な経験と専門知識を有する一方、スタートアップ企業精神を忘れずに事業運営を続けています。最高のショッピング体験を提供するために、実験し、学び、適応することで、世界のECを変革してきたように、日本のECも変革していきます」と述べた。



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