2021.03.12

いつも、書籍「EC担当者 プロになるための教科書」発売 自社ECから主要モールまで、プロが運営の鉄則を公開

ECプラットフォームでのビジネスをサポートする、いつもは3月16日、書籍「EC担当者 プロになるための教科書」(著者いつも/マイナビ出版)を全国一斉販売する。企業のEC担当者、ネットショップ等の店長、またECマーケティングのプロを目指す人に向けた「ECサイト運営のバイブル」として、運営の鉄則を紹介する。

【<画像4点>書籍の中身をチラ見せ】

「EC担当者 プロになるための教科書」は、いつもが持つ、延べ9800件以上のEC参入・売上拡大支援で培ったノウハウ・事例から厳選し、運営の鉄則としてまとめた一冊。基本知識や戦略・計画立案の基本から、自社ECサイト、「楽天市場」「Amazon」といったチャネル別の攻略法まで解説する。



Chapter1では、EC運営のプロとして活躍する上で最低限知っておいてほしい項目に絞って掲載。成長を続けるEC市場規模、商品を売る上で良い棚の変化、スマホファースト・アプリ化の状況、EC業界をリードする企業の動向、「DtoC」モデル、ECの成長を支える「フルフィルメント」の重要性、海外販路拡大を視野に入れて中国・ASEANの動向をまとめた。Chapter2では、EC事業に参入し、成長を加速するために必要となる「戦略」「計画」のポイントを中心に解説。「日々、どのように売上を伸ばすか」に行きがちな視点を、戦略的視点と成長を継続させるために必要な目標設定、安定運営へ変え、これらを実現させるバックヤード体制のポイントなどを集約して解説する。

Chapter3では、自由度の高い自社公式ECサイトについて、モールとの違いを理解し、売り上げの壁を突破するポイント・優良会員やファンを増やすために必要なことなどを取り上げる。Chapter4では、年間流通総額3兆円を超える「楽天市場」について、プロが取り組む基本からセール対応・広告活用まで解説する。Chapter5では、すべてのEC事業者に活用が必須となった「Amazon」で売上を伸ばすための基本から、「Amazon」特有の広告活用ポイントを解説。併せて、成長への期待が高まる「PayPayモール」(「Yahoo!ショッピング」)の動向と活用ポイントも解説する。さらに付録では、商材別に市場の大きさや難易度も併せて、EC繁盛店の多くが行っている売上アップのコツを掲載している。

2020年は「巣ごもり消費」の拡大の影響も含め、実店舗の一時閉鎖・閉店が相次ぎ、EC業界の歴史上最大級の「ECシフト」が起きた年となった。EC物販の市場規模は、2019年には10兆円規模となり、百貨店の約5兆円を大きく超え、ドラッグストア・コンビニと並ぶ市場になっていたが、2020年にはさらに飛躍した。

多くのブランドメーカーは、自社ECサイト、「楽天市場」「Amazon」「PayPayモール」などを活用して直接販売する「DtoC」モデルへの転換を加速させている。一方で、EC運営を行う店舗間の競争も激しくなってきており、短期間で運営ノウハウを習得して、実践する必要性も高まっているとし、「とりあえずECを」では、もはや売上の伸びは期待できず、先行企業の取り組みや事例に学び、適宜計画立案から施策の実行までを行う必要があるとの考えを示した。

これから数年は、急速にECに関わる業務が増えることに伴い、EC戦略策定から主要販売チャネル別に売上を伸ばせる「プロ人材」へのニーズが高まることは確実であるとし、今後10年で15~20兆円規模とも予測されているEC業界の中で、プロとして活躍するために、「EC担当者として稼げる人材になるための教科書」としてどうしょを活用してほしいとしている。


「EC担当者 プロになるための教科書」Amazon販売ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4839971986/


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