2021.01.20

阿波銀行、地域社会を応援するECモール「Lacycle mall」開設へ 運営会社「阿波銀コネクト」を設立

阿波銀行は1月15日、EC事業などを営む新会社、阿波銀コネクトを設立した。地域資源の活用と新たな価値創造により、地方創生・地域活性化につながる取組みを実践し、地域社会や顧客の持続的な発展への貢献を目指す。

阿波銀行の全額出資による阿波銀コネクトは、2020年12月に公表した「ECモール事業を営む銀行業高度化等会社の設立」について、関係当局の許認可を取得し設立したもので、主な事業内容は、ECモール事業運営とコンサルティング事業。ECモール事業運営では、ECモールのプラットフォームを提供し、出店を希望する地域事業者に対して出店ノウハウの提供、ECモールへの集客、売上増加につながるコンサルティング支援を行う。コンサルティング事業では、マーケティング分析に関するコンサルティングやコンテンツ制作業務を行うことにより、顧客の経営課題の解決への取組みを行うとしている。

2021年4月には、「あなたらしい心地よい暮らしに寄り添うとともに、作り手や地域社会を応援したい。そして、地球環境にやさしく、子どもたちの未来を豊かにする場所でありたい。」をコンセプトに掲げるECモール「Lacycle mall(ラシクルモール)」のオープンを予定している。

「Lacycle mall(ラシクルモール)」は、阿波銀行と取引があり(これから開始する場合も含む)、同モールのコンセプトに共感する法人および個人事業主の方のためのECモール。環境や社会に配慮した商品を積極的に取上げるほか、地産地消やまちづくりにつながる商品を推奨するという。また、未来を担う子どもたちの豊かな体験や学び・成長につながる商品・サービスの提供、同ECモールのコンセプトに賛同する地域事業者との連携による、CO2の削減や過剰包装の抑制等地球環境に配慮した取組みを行うとしている。

出店者や商品の魅力を伝える独自コンテンツを阿波銀コネクトが制作・発信し、ECモールへの集客を図るという特徴も持つ。出店にかかる初期費用、月額費用および集客にかかる販促費用は0円(一定の販売手数料はあり)と、出店しやすい料金体系を採用しており、出店にかかるノウハウの提供、全面的なサポートを行うとしている。

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