2020.02.26

ZOZO、米イェール大学と共同研究 経済学でZOZOTOWNの顧客価値最大化

米・イェール大学経営大学院の上武康亮准教授と共同研究

ZOZOは2月18日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」上でのサービス機能のさらなる拡充と、長期的な顧客価値の最大化を目指し、米・イェール大学経営大学院マーケティング学科准教授である上武康亮氏との共同研究を開始した。

共同研究では経済学の学問分野である計量マーケティングや実証産業組織論を専門とする上武氏の知見と、「ZOZOTOWN」の保有する大規模かつ多様なデータを掛け合わせることにより顧客インセンティブや顧客心理の理解を深め、ユーザーごとに最適なコミュニケーションを実現することを目的とする。

「ZOZOTOWN」ではこれまで、日替わりのブランドクーポンやセールの案内などを含めたさまざまな顧客コミュニケーション実施している。「誰に」「どのように」「いつ」コミュニケーションを行うことが長期的な顧客価値の最大化に貢献するかは、その背景にある顧客インセンティブや顧客心理のメカニズムの深い理解が必要不可欠だと考えている。ただ、CRMの観点でそうしたコミュニケーションが行われるタイミングとして「いつ」が最適かについては、今のところ学術的にも明確な解が得られていない。

上武氏の専門分野である計量マーケティングの学問における最先端のアルゴリズムを用い、ユーザーごとに最適なコミュニケーションの実現を目指すべく、この度の共同研究の実施に至ったとしている。


「ZOZOTOWN」

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