2024.10.24

ベクトル、通期業績予想を下方修正 紅麹問題でビタブリッドの広告抑制

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ビタブリッドジャパン 大塚博史社長

ベクトルはこのほど、2025年2月期の業績予想を下方修正した。子会社で「ターミナリアファースト」などのサプリメントや化粧品の通販を展開するビタブリッドジャパンが、小林製薬の紅麹問題の影響を受け、2024年3ー5月期の広告投資を抑制したことにより、顧客の上積み不足が発生したとしている。
 
ベクトルは、2025年2月期における、ビタブリッドジャパンを含むダイレクトマーケティング事業の営業利益を、期初予想比3億2300万円減の9億1000万円に下方修正した。
 
ビタブリッドジャパンでは、2025年2月期の売上高を、前期比5.1%増の123億6900万円と予想している。紅麹問題の余波で新規顧客の獲得効率は一時的に悪化し、営業利益も落ち込むとしている。ただ、販促投資のアクセルを踏むことにより、売上高は今後伸びていく見通しだという。

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