2024.10.15

共創型M&AのMOON-X、19.4億円追加し総額76.4億円でシリーズCの調達完了 M&Aや人材、海外展開に投資

0

MOON-Xは10月10日、シリーズC追加ラウンドにおいて、静岡キャピタルなどから合計19.4億円の資金調達を実施した。調達した資金は、共創型M&Aと人材への投資、海外展開の強化に活用する。

MOON-Xは、「ブランドと人の発射台」をミッションにかかげ、“共創型M&A”を推進している。このほど、シリーズC追加ラウンドにおいて、合計19.4億円をエクイティファイナンスにより調達した。これによりシリーズCでの資金調達総額は76.4億円となり、このラウンドでの調達を完了した。

静岡キャピタル、および同社が運営する静岡キャピタル9号投資事業有限責任組合、ごうぎんキャピタルが運営するごうぎんスタートアップ1号投資事業有限責任組合、りそなキャピタルが運営するりそなキャピタル8号投資事業組合、サムライインキュベートが運営するSamurai Growth Fund 1号投資事業有限責任組合、ジャパネットホールディングスから出資を受けた。

MOON-Xは、プロフェッショナルな人材とともに、共創型M&Aを通じてグループに参画したブランドを育成し、持続的かつ力強い成長を続けている。これまでECチャネルにおけるノウハウを強みに多くの消費者に商品を届けてきたが、さらなる飛躍を目指すべく、調達した資金を活用し、アメリカ・中国・韓国などの国外拠点の拡充を通じた海外展開の加速や、リアル店舗やテレビ通販などを含めたオフラインの販売チャネルでの展開の強化を通じて、魅力的なブランドを国内外へ広げる取り組の加速を図る。

今回の資金調達においては、グループのブランドや製品を通じて、日本中・世界中の消費者の日々の生活に貢献するというMOON-Xの取り組みに共感し、地域経済の活性化への期待を込めた支援が多くあったとし、今後も日本中に眠る素晴らしいブランドを、全チャネルを駆使して全国・世界へ発信し、単に製品を届けるだけでなく、地域雇用の創出やコミュニティの活性化、世界中の消費者の日常生活に豊かさを提供していく考えを示した。

今回の資金調達について、MOON-X 代表取締役社長兼CEO 長谷川晋氏は、「共創型M&Aに全社で取り組む中で、私たちの想像を超える素晴らしいブランドが次々とMOON-Xファミリーに加わりました。そのビジネスと組織の成長を目の当たりにするたび、胸が熱くなります。これまでに調達した資金は、それぞれのブランドへの成長投資や、優秀な人材の採用・育成、そして海外拠点の設立・拡張に活用することで、事業が大きく飛躍しました。これは、株主の皆様が私たちのミッションに共感し、ご支援くださったからこそ実現できた結果であり、この度の更なるご支援に心から感謝申し上げます。特に、ECやデジタルを活用した弊社ならではのユニークな地域経済活性化に向けた取り組みにご賛同いただけたことは、喜びと同時に、強い責任を感じています」と述べた。


▲MOON-X 代表取締役社長兼CEO 長谷川晋氏

「今後も、魅力的なブランドや製品を世に送り出すという使命に全力で取り組み、日本中・世界中のお客様に日々のワクワクと豊かさを提供する中で、地方と日本、そして世界の社会・経済の発展に寄与するような取り組みを加速させてまいります」とコメントした。

無料メルマガ会員登録   毎朝、最新ニュースやおすすめ記事を配信         

登録することで、個人情報保護方針に同意したものとみなされます。
会員登録後にメルマガの配信を停止することもできます。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事