眼鏡を企画販売する愛眼は7月26日、似合う眼鏡が分かる診断ページを公開し、2024年7月度と8月度のECサイト「Aigan」の月間売上高が、それぞれ前年同月比20%増となった。
女性向けブランド「POCOP Rouge(ポコプ・ルージュ)」の販促として企画したが、今後は「Aigan」で取り扱うすべてのブランドに適用させていく考え。営業企画室・本田靖典氏は「半永久的に残していきたいツール」と話す。
▲似合う眼鏡が分かる診断ツール眼鏡は店頭で試着して選ぶのが一般的だが、スマホで通勤時間などを使って選べる環境を作るため、ツールの検討を進めてきた。
診断はイメージコンサルティングサロンの「ルミエルスタイル」のKIYOKA氏と共同で開発した。顔タイプ診断では、顔の特徴に関する16の項目に回答すると、似合う眼鏡フレームの形状が提案される。なりたい印象に合わせても選べる。「ルミエルスタイル」では眼鏡の相談を受けることも多く、実績が診断ツールに反映されているという。
▲ルミエルスタイル KIYOKA氏「メークやヘアスタイルで印象を操作することは可能だが、毎回同じ質でできるわけではない。眼鏡は決まっているものを装着するだけなので、男女問わず手軽に印象を変えられる」(KIYOKA氏)と話す。
愛眼の眼鏡は、顔の幅が狭いために眼鏡が前に降りてきてしまいがちな人の悩みを解消する、日本人が掛けやすい作りになっているという。印象を左右するデザインを維持しながら、かけ心地のよさを提供する。眼鏡ユーザーの暮らしを快適にする商品開発を進める。
ECサイト「Aigan」ではPB商品を中心に販売しており、商品の魅力を前面に出したページに仕上げている。風呂やサウナでも使用できる眼鏡や、夜間対応のサングラスも人気がある。