2024.09.25

.ベルーナ、プロパティ・ホテル事業の高成長を継続へ 来年、北海道でホテル2カ所開業

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説明会に登壇した安野清社長(左)、開発企画本部長 安野洋氏(右)

ベルーナは9月4日、プロパティ・ホテル事業の説明会を開催した。今年5月には、新たな事業グルーピングを設け、事業成長を目指すグロース領域にプロパティ・ホテル事業を配置した。事業の成長を維持するため、2025年中に北海道でホテルを2カ所開業する予定だ。

プロパティ・ホテル事業の2024年3月期の業績は、売上高が320億1000万円、営業利益が42億6000万円だった。2025年3月期には、売上高を前期比14.3%増の366億円、営業利益を同25.5%増の53億5000万円にまで伸ばす計画だ。

「ずっと通販で順調に成長してきたが、阪神大震災が起きて成長が止まった。これはまずいと思い、事業の柱を1本ではなく、2本、3本と作ろうと考えた。ホテル事業は素人からのスタートだったが、やってみたらうまくいった。プロパティ・ホテル事業は成長カーブを落とさず取り組みたい。新たに開発するか、M&Aで取得するか、リノベーションで蘇させるか、その3通りで進めていく」(安野清社長)と話す。

北海道に新たなホテルとして、2025年4月には札幌駅前に市街地で最大級の「SAPPORO HOTEL by GRANBELL」、同7月には小樽市に「小樽グランベルホテル」を開業する予定だ。


▲「小樽グランベルホテル」のイメージ

2024年12月には、札幌市にある「定山渓ビューホテル」の15、16階の客室を「エグゼクティブスイート 翠嶺」としてリニューアルオープンする。インバウンド(訪日観光客)にも人気の北海道エリアの施設を強化し、収益力向上につなげる。


▲「エグゼクティブスイート 翠嶺」のイメージ

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