2024.09.24

Amazon、新デバイスを日本市場へ投入 メッシュwifiシステム「eero」の魅力は?

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Amazonは9月18日、国内で新たにAmazon デバイスのブランドとしてメッシュwifiシステム(ルーター)「eero(イーロ)」を発売した。eeroはAmazonが2019年に買収した家庭用メッシュwifiルーターのベンチャー企業で、そのメッシュwifiシステムは、システムとしての性能・機能(安定した高速・多数同時接続)やセキュリティ対策など)に加え、eeroアプリによる簡単なセットアップやネットワーク管理、そして部屋の雰囲気を損なわない洗練されたデザインが特長だ。

最大の特長は、「ultra-simple, reliable wireless Internet for the home(超シンプルで信頼性の高い家庭用ワイヤレスインターネット)」を目指す設計思想にある。箱からeeroを取り出して数分で性能と信頼性の高いwifiをセットアップし、さまざまなネット対応機器を接続・管理できる。ゲームや配信サービスなど、家庭でのデジタルエンターテイメント体験が世代を問わず拡大し、さまざまな機器が連携するスマートホームも普及する中、今後、家庭に求められるwifi接続の要として「eero」を国内展開する。

eeroのTrueMeshテクノロジーは、ネットワーク上のトラフィックを能動的に管理し、各デバイスを、その都度、最適なネットワーク経路に誘導することで、ネットワークの切断を減らし、ご自宅全体のシームレスなwifi環境を実現するという。

eeroアプリで、好きな場所から簡単にご家庭のネットワークが管理可能。今後、提供予定のeeroビルトイン機能を使えば、互換性のある対応するAmazon Echoデバイス(別売)がwifiエクステンダーとなり、wifi範囲を拡張してデッドスポットの発生やバッファリングに要する時間を軽減する。Zigbee、Matter、Thread対応のスマートホーム製品はeero内蔵スマートホームハブでAlexaとペアリングすることができる。

利用開始後も、ネットワークセキュリティに関する継続的なアップデートが提供される。さらに、別途有料のサブスクリプションサービス「eero Plus」を契約すると、高度なオンラインセキュリティ機能やペアレンタルコントロール(コンテンツフィルターや特定のアプリへのアクセスのブロックなど)、パスワード管理の「1Password」、マルウェア保護の「Malwarebytes」、DNSFilter社が提供するVPN機能「Guardian」、ウェブサイト閲覧時に出てくるポップアップなど一部の広告をブロックする機能、といったプレミアムサービスの利用も可能になる。

「eero 6+」(Wi-Fi 6対応)、「eero Pro 6E」(Wi-Fi 6E対応)、「eero Max 7」(Wi-Fi 7対応)は9月18日から、Amazon.co.jpで販売を開始した。

eero 6+の価格は、1ユニットで19,980円(税込)、2ユニットで28,980円(税込)、3ユニットで42,480円(税込)で、eero Pro 6Eの価格は、1ユニットで36,980円(税込)、2ユニットで60,480円(税込)、3ユニットで82,980円(税込)で9月18日から出荷を開始した。

eero Max 7の価格は、95,980円(税込)を予定しており、10月23日から出荷開始を予定している。

また有料サブスクリプションサービス「eero Plus」は、近日提供予定です。

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