2024.09.18

かっこ、有効メールアドレスを判定する「Mail Validator」提供 不正会員登録やタイプミスなどに対応

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「Mail Validator」4つの特徴

不正注文検知サービスを提供し、安全なネット通販のインフラづくりに貢献するかっこは9月17日、オンラインサービスへの会員・ユーザー登録時に、有効なメールアドレスかを判定するメールチェックサービス「Mail Validator(メールバリデーター)」をリリースした。エイリアスメールや送信不能なメールアドレスの判定を可能にし、不正対策、確認作業の軽減を支援する。

かっこは、オンライン取引における「不正検知サービス」を中核サービスとして位置づけ、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」、金融機関や会員サイトにおける情報漏洩対策の不正アクセス検知サービス「O-MOTION(オーモーション)」等を提供している。

このほど、会員制サイトなどメールアドレスの登録を行うすべてのオンラインサービスへの会員/ユーザー登録時に、有効なメールアドレスか否かを判定するメールチェックサービス「Mail Validator」の提供を開始した。

そのメールアドレスにメールを送信できるかを判定する「メールアドレスの有効性」、不正取引と相関関係があるエイリアスメールかをチェックする「エイリアスメール判定」、「O-PLUX」のデータおよび外部データを用いてドメインが不審かをチェックする「使い捨てドメイン判定」、メールアドレスの形式やよく使用されるドメインのタイプミスをチェックする「メールアドレスのフォーマットチェックタイプミス判定」の4つの機能により、メールアドレスが有効化を判定する。


▲「Mail Validator」の利用イメージ

エイリアスメールや送信不能なメールアドレスの判定により、不正対策が強化されるだけでなく、通常ユーザーの入力ミスのチェックも可能となり、確認作業の自動化を通じて社内DX推進にも寄与する。

「O-PLUX」の利用有無に関わらず、メールアドレス判定を希望するシステムと「Mail Validator」をAPI連携して利用できる。料金は初期費用が2万円、月額費用が5000円~(審査件数1万件まで)。

かっこは、2024年6月に不正注文検知サービス「O-PLUX」の機能強化の1つとして、メールアドレスの不正判定機能をリリースした。この機能は主に「O-PLUX」ユーザーを対象としていたが、会員サイトや金融機関などから要望が寄せられたことから、「O-PLUX」の利用に関わらず導入可能な「Mail Validator」のリリースに至ったとしている。

かっこは、今後も多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ねるとともに、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していく考えを示した。

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