LINEヤフー、生成AIが広告文を提案する機能を提供 効率的な広告作成を支援

LINEヤフーは7月9日、「LINE広告」ならびに「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」において、生成AIがタイトルや説明文を提案する機能の提供を開始した。広告作成の手間や時間の削減を支援する。

「LINE広告」「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」において提供を開始した生成AIによる広告文の提案機能は、広告管理ツール上にて、広告主が広告に設定するリンク先URLなどを入力すると、その情報をもとに生成AIがタイトルや説明文を提案する。

広告主は、本機能を無料で利用でき、提案されたタイトルや説明文の確認と調整のみで簡単に広告の作成が可能。広告作成にかかる負荷や工数の削減を実現する。

生成AIによる広告文の提案機能は、「LINE広告」では、「ウェブサイトのアクセス」「ウェブサイトコンバージョン」「アプリのインストール」「アプリのエンゲージメント」「動画の再生」「リーチ」「友だち追加」のキャンペーン目的で利用でき、対象フォーマットは「静止画（Card/Square）」「画像（小）」「画像（アニメーション）」「動画（Card/Square）」「動画（小）」となる。

一方、「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」では、「広告タイプ：レスポンシブ、メインメディアの形式：画像、レスポンシブ広告入稿タイプ：アセット（複数素材）」に該当する広告の新規作成および編集時のみ利用が可能だ。

生成AIによるタイトル・説明文の生成は、1アカウントにつき1カ月最大30回で、30回利用すると翌月までは利用できない。また、生成AIによって提案されたタイトル・説明文は、広告審査の承認を保証するものではない。