2024.07.08

オイシックス・ラ・大地、サステナブルなスイーツを展開するHiOLI社を子会社化

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クラフトアイスクリームブランド「HiO ICE CREAM」

食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地は7月1日、サステナブルなスイーツ開発・ブランド展開を行うHiOLI(ヒオリ)を連結子会社化したと発表した。アップサイクル商品の開発力強化、共同開発、両社の販路拡大を目指す。

オイシックス・ラ・大地はこのほど、既存株主からの株式取得と第三者割当増資引き受けにより、HiOLIを連結子会社化した。

HiOLIは、「MAKE HAPPY TIME MORE THAN EVER」をビジョンに掲げ、2018年4月に創業したクラフトスイーツカンパニー。2019年4月にクラフトアイスクリームブランド「HiO ICE CREAM」、2020年4月にクラフトバタースイーツブランド「Butters」、2022年11月にチーズスイーツ「山ノチーズ」をスタート。「乳の価値をアップデートし、やさしい社会生活を創造する」ことを掲げ、乳やバター精製時に副産物として発生する脱脂粉乳をアップサイクルしたクラフトスイーツを製造することを事業コンセプトとしている。

運営するクラフトスイーツブランドはいずれも好調で、「Butters」の「Craft Butter Cake」は、航空会社のファーストクラスでの提供実績もあり、各ブランドで人気のスイーツを開発している。



2020年3月からは、オイシックス・ラ・大地のCVCであるFuture Food Fundが運営するFuture Food Fund1号投資事業有限責任組合が出資し、オイシックス・ラ・大地の「Oisix」にて、HiOLIが展開する「HiO ICE CREAM」の販売や商品の共同開発を実施。「Oisix」で取り扱う商品との親和性も高いことから、さまざまな事業連携をすすめている。



今後は、グループ会社としてさらに連携を深めることで事業成長を促進し、食領域の課題解決への尽力を目指す。「Oisix」で2021年から力をいれているアップサイクル商品開発を強化するため、HiOLIのスイーツ部門の開発ノウハウとの連携や、オイシックス・ラ・大地のEC販売や流通のアセットなどとも連動し、両社の商品力の向上や事業強化につながるとの考えを示した。




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