日本通信販売協会（JADMA）はこのほど、会員通販事業者のセキュリティ対策向上を目的とした情報提供、事業者間の情報共有の場の立ち上げると発表した。これに先がけ、5月28日に特別講演会「通販業界のおけるWeb・情報セキュリティの現在」を開催する。
日本通信販売協会は、「楽しく便利な」通信販売を目指し、消費者の信頼獲得と業界の健全な発展のために、アフターケアの徹底、広告表現の適正化、消費者相談窓口での相談などを、消費者団体や官公庁の消費者窓口などと協力して進めている。
サイバー攻撃などよる国内の情報漏洩が相次いでいる状況を受け、会員通販事業者のセキュリティ対策向上を目的に、情報提供、事業者間の情報共有の場として、新たにWeb・情報セキュリティ専門部会を立上げると発表した。
本部会の起ち上げに先がけ、現在の被害状況、被害に遭った際の対応、被害に遭わないために企業が求められる対策について、各専門機関の担当者が最新情報を語る講演会「通販業界のおけるWeb・情報セキュリティの現在」を5月28日に開催する。
経済産業省 商務・サービスグループ 商取引監督課 セキュリティ専門官 小西啓介氏による「カードの不正利用の現状とセキュリティ政策（仮題）」、警察庁サイバー警察局 サイバー企画課 青木稔氏による「サイバー空間をめぐる脅威の情勢と警察の取組」、日本通信販売協会 理事・事務局長 三浦千宗氏による「Web・情報セキュリティに関するJADMAの取り組みについて」の3講演が予定されている。
講演への参加費は無料。オフラインの現地会場はJADMA会員のみ参加が可能。Zoomを用いた同時配信はJADMA会員以外も視聴でき、JADMAのWebサイトにて視聴申し込みを受け付けている。
■講演会の詳細はこちらhttps://jadma.or.jp/news/info/1/2024/0#2635
