2024.03.04

「EC Intelligence」、ワンツールでオールカバー 「機能追加」と「コストダウン」を両立【注目EC向けMAツール】

シナブル CC&M部 曽川雅史 執行役員

データマーケティングのシナブルが提供している「EC Intelligence(イーシーインテリジェンス)」は、顧客分析からメール配信やLINE配信といったメッセージ配信機能を搭載している。さらに、サイト内検索やウェブ接客、レコメンド、チャットまで、多様な機能を搭載した、“オールインワン”のMAツールだ。ECサイトの複数のツールを一つに統合した結果、業務を効率化できたという導入企業も多数ある。「ECサイトの特定ページのCVRが40%向上した」「運用コストが50%削減できた」といった事例も生まれている。

「EC Intelligence」は、ECと店舗の両方の販促に使えるMAツールだ。顧客別の分析結果に応じて、パーソナルなリマインドメールを配信することもできる。メールやLINEだけでなく、アプリのプッシュ通知やSMS、DMを使ったメッセージ配信が可能だ。ECサイト内に、検索エンジンを設置することも可能。レコメンド機能やウェブ接客機能を付加することもできる。

ECサイトのCVR向上につながる機能を複数搭載しており、“オールインワン”のMAツールといえそうだ。

“オールインワン”のMAツールを導入するメリットは、ECの運用コストを抑えられる点にある。ある導入企業の事例では、「EC Intelligence」の導入以前、サイト内検索エンジンやレコメンドエンジン、ウェブ接客ツールについて、別々のツールを導入しており、月額のツールの利用料が、合計120万円に達していたとしている。別々のツールを運用すると、それぞれについてログインやデータ管理が必要で、担当者の負担にもなっていたという。

「EC Intelligence」導入後は、運用コストを60万円程度に抑えられるようになったとしている。1つのツールにまとめたことで、担当者の運用の手間も軽減できたという。 

シナブルでは、導入企業に対するサポートにおいて、ECと技術の両方の側面から、最適な提案ができる体制を整えているという。

「EC Intelligence」は、顧客件数が10万人を超えるような、規模の大きい会社や、商品点数が多い会社ほど、導入メリットが大きいとしている。


■「EC Intelligence」
https://www.scinable.com










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