バロックジャパンリミテッド、第3四半期のEC売上微増で76億円超 コラボ・ウェブ限商品強化

バロックジャパンリミテッドの2023年3-11月期（第3四半期）のEC売上高は、前期比1.7％増の76億8700万円だった。「コラボ商品」「ウェブ限定商品」を強化し、販促を最大化させつつ、他社モールの伸びを生かしたことが、増収の要因となった。

同社では、自社ECサイト「SHEL’TTER WEBSTORE（シェルターウェブストア）」を基盤に、他社ECモールも強化した。「ゾゾタウン」を中心としたモールでの伸びが好調だったという。

2023年3―11月期には、「コラボ商品」「ウェブ限定商品」を強化した。

営業統括本部・EC事業部の石川めぐみ事業部長は、「今期から来期にかけては、MDやPRとの連動にさらに注力していきたい」としている。

2023年9月には、EC限定で新ブランド「MIEL CRISHUNANT（ミエル　クリシュナ）」を立ち上げ、本格始動した。同ブランドでは、国内外のトレンドを取り入れた「着回しアイテム」を展開しているという。

石川氏は、「2023年3―11月期中には、EC・実店舗全体の販促イベントをきっかけに、店舗スタッフのコンテンツの発信を増やした。実店舗での購買行動に基づいたデジタルレコメンドを行い、タッチポイントを増やしていく取り組みもスタートさせた。引き続き、SNSなどを活用したOMOの取り組みに注力したい」としている。