2022.01.17

インターファクトリー、中小向けEC構築サービス「ebisumart zero」提供の狙いは?

インターファクトリー 執行役員 システムソリューション部 部長 高橋亮人氏に新サービスの狙いを聞く

EC構築支援のインターファクトリーは1月17日、スモールスタート向けクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart zero(エビスマート ゼロ)」の提供を開始した。カスタマイズには対応しないが、安価かつ迅速に、高セキュリティーなECサイトを構築できる。カスタマイズに対応するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart」へスムーズに移行できるため、中小規模から成長を止めずに一貫して支援できる体制を整えた。

【<インタビュー>「ebisumart zero」提供の狙いは?】

「ebisumart zero」は「ebisumart」同様の高い機能性を誇る。高頻度のアップデートによる機能の最新性と、高セキュリティー体制を有し、デザインの自由度も高い。デザインテンプレートを利用して迅速に構築することはもちろん、そこから多くの標準機能とオプション機能を組み合わせることで、より事業状況に適したECサイトを構築できるという。

「ebisumart」と同じ構造のため、データ移行も容易にできる。EC事業が成長し、さらに独自性がある機能の追加や、柔軟なシステム連携を実現したいと考えた事業者が、作業負荷なく「ebisumart」に移行できるというわけだ。


「ebisumart zero」のサービスサイト

初期費用はアカウント費用が10万円。初期の導入サポートを追加する場合は20万円。月額費用は保守費用5万円に加え、1受注当たり50円がかかる。商品数は3万点、会員数は15万件の制限がある。

「ebisumart zero」では今後、パートナーエコシステムを開発し、外部企業が提供するデザインテンプレートやアプリを手軽に導入できる体制を構築する計画だ。

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