2020.05.29

【ECソリューションマップ2020〈CRM編〉】「EC Intelligence」メールクリック率48%に リプレイスでコスト半減の事例も

複数のCRM機能を一度に利用可能


データマーケティングのシナブルは、統合的なマーケティングオートメーションツール「EC Intelligence(イーシーインテリジェンス)」を提供している。導入企業の事例では、同ツールを使い抽出した顧客にリマインドメールを送信したところ、メールのクリック率が48%に達したケースもあったという。複数のCRM機能を一度に利用できるため、他社製品からリプレイスした結果、コストを半減できたという事例もあるとしている。

「EC Intelligence」では、ECサイト内に、サイト内検索やレコメンドの機能を設置できる。ポップアップ表示などによるウェブ接客や、顧客別のサイト内行動分析、広告効果分析などの機能も備えている。顧客別の分析結果に応じて、パーソナルなリマインドメールを作成し送信することもできる。

リマインドメールを開封しなかった顧客に、電話で再提案したいというニーズを持つEC企業もある。同ツールでは、メールの未開封者リストを抽出することもできるため、そうしたニーズに応えられる。

「EC Intelligence」は、多くのCRM機能を有しているため、複合的なCRM施策を展開したいという要望にも対応できる。シナブルではこれまでの同ツールの数多くの活用実績を、ノウハウとして蓄積している。そのため、クライアント企業の要望に合わせて、複雑な施策の提案を行うことができるのだという。

同ツールの最大のメリットは、複合的なCRM施策に、一つのツールで対応でき、コストの縮小が実現できる点にある。同ツールにリプレイスした結果、コストが大幅に減少したという企業が多いという。最大で50%抑えられたケースもあるとしている。

「EC企業の多くは、マーケティングツールの活用にあまり時間をかけず、商品開発や広告出稿先の選定などに、より多くの時間を割きたいという要望を持っている。当社のツールでCRMの対応を一元化すれば、ツール活用の煩わしさを軽減できる」(曽川雅史シニアコンサルタント)と話している。


「EC Intelligence」


【ECソリューションマップ2020〈CRM編〉】特集ページ

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事