2020.05.26

関通、冷凍冷蔵倉庫を拡張 コロナによるECのニーズ拡大に対応

東大阪市にある主管 センターにて冷凍冷蔵倉庫を拡張

関通は5月25日、新型コロナウイルスの感染拡大や、国が提言する「新しい生活様式」により、冷凍食品などのECニーズの高まりを受け、大阪・東大阪市にある主管センターにて冷凍冷蔵倉庫の拡張を行うと発表した。1階を冷凍冷蔵専用フロアとして運用する。6月1日より商談の受付を開始。「冷凍倉庫の場所がない」「出荷が追いつかない」「新しい倉庫は費用がかかる」などの課題を抱える事業者への対応を図る。

冷凍冷蔵倉庫の拡張を行う主管センターは、5階建で延床面積は2900坪。冷凍冷蔵倉庫の機能として、ドッグシェルター、冷凍、チルド、冷蔵、常温の温度帯対応を備え、冷凍冷蔵倉庫では珍しいバラピッキングにも対応している。

1000種類の商品に対応し、バラピッキングで月間30万点以上の出荷実績がある。さまざまな販売形態に対応しており、法人向けや個人向けの物流業務だけでなく、冷凍食品の定期便配送の実績もあるとしている。関通が進めている物流ロボットの冷凍冷蔵倉庫への導入も検討しているという。

拡張の施工完了は8月31日の予定。6月1日より受付を開始する商談においては、実際の冷凍冷蔵の現場見学に加え、Web会議システムを使ったオンラインの商談も可能としている。

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