2020.05.29

業界の危機にECで対抗!人気ボードゲームカフェが打ち出す「ボドゲ愛」あふれる一手

昨今、単なる娯楽だけでなくコミュニケーションツールとしても老若男女に広がりを見せるボードゲームだが、「会って遊べる」ことが魅力なだけに、外出自粛が続く現在の情勢は業界全体にとって大きな痛手となっている。そんな逆風が吹く中、ボードゲームカフェを全国展開するピチカートデザインは、残された顧客接点であるECサイト「JELLY」での取り組みを強化している。中でも、「LINE」アプリを介して、お薦めのゲームを提案する「ボードゲームコンシェルジュ」が好評を博しているという。

「ボードゲームコンシェルジュ」はユーザーが投稿した要望や条件に合った特定のボードゲームが、商品ページのURLとともに返ってくるという商品提案サービスだ。システム自体はシンプルなものだが、ボードゲームの選定やユーザーへの返信は「JELLY」のスタッフが完全手動で行っている。

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「ボードゲームコンシェルジュ」のサービスイメージ


豊富な商品知識と、ユーザーが持つ潜在ニーズへの理解がある同社のスタッフだからこそできるサービスだが、その中でもEC事業を統括する高島裕也氏は、個人でのボードゲーム所有数が500を超えるという筋金入りのボードゲーム愛好家だ。


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