2020.05.19

シナブル、メールのクリック率が48%に ウェビナーでメールマーケを解説

シナブルのオンラインセミナーの様子

マーケティングオートメーションツールを提供するシナブルは5月14日、オンラインセミナー「CXの改善=LTVの向上!いまEコマースに求められることとは」を開催した。シナブルの曽川雅史シニアコンサルタントは、メールマーケティングの重要性について解説。同社のクライアント企業の中で最も成果が上がった事例を紹介した。クリック率は48%だったと説明した。

オンラインセミナーは、レコメンドソリューションを提供するPOPIN(ポップイン)とGMOシステムコンサルティングの3社で合同開催した。

曽川氏は、メールマーケティングのさまざまな分析結果を紹介。18年に公開された海外の調査データでは、商品をかごに入れたまま離脱した人に配信するメールは、開封率が48%に達すると報告していることなどを解説した。

同社のクライアントの事例の中から、20年に入って最もクリック率が高かったメールについても紹介した。ECサイトで2回以上商品を閲覧したが商品を購入しなかった顧客に対して、翌日に自動的に商品に関するメールを一斉送信したところ、クリック率は48%、メールの開封率は70%に及んだという。メールの配信数に対して、メールから商品の購入に至った人の割合は1・1%だったという。

曽川氏は、「ウェブ上でマーケティングの主戦場は、SNSになっているという流れがあるが、実際は今でも、メールを使ったマーケティングが成功する可能性は非常に高い」と話した。

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