2023.02.16

【「ebisu growth」の魅力は?】インターファクトリー×マクロジ「チャネル横断型のECコンサル基盤に成長」

写真左からインターファクトリー 取締役 ECビジネス成長支援事業責任者 三石祐輔氏、マクロジ 代表取締役社長 上田隆太氏、取締役副社長 赤松康平氏


クラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」を提供するインターファクトリーは今年1月、EC事業者向けのコンサルティング(コンサル)サービス「ebisu growth(エビス グロース)」の提供を発表した。第1弾のパートナーに、ECモール店舗の支援実績が豊富なマクロジを迎え、自社ECやECモールなどのチャネルを横断し、最適な事業戦略の立案や運営支援を提供するという。ECに特化したチャネル横断型のコンサルプラットフォームとして、今後もパートナーやサービスを拡充していく考えだ。「ebisu growth」の戦略や狙いについて、インターファクトリーの取締役 ECビジネス成長支援事業責任者 三石祐輔氏、マクロジの上田隆太社長、赤松康平副社長に聞いた。



――「ebisu growth」提供の経緯は?

三石:もともと、当社は「ebisumart」を提供するプラットフォーム事業を単独で運営していたが、第2、第3の柱となる新規事業を検討していた。

一方で最近のEC業界を見渡すと、ECを始めるフェーズから、ECを活用・発展するフェーズに移ってきていると感じていた。

お客さまのEC事業の成長を支援する取り組みへの需要と、その意義もあると考えた。

これまでも当社では、ビジネスグローアップサポートというEC支援サービスを提供しているが、スピード感と支援体制の強化のため、ECのコンサル領域に特化した会社と協業し、新たな支援の枠組みを構築しようと考えた。

――第1弾パートナーとしてマクロジと協業する理由は?

三石:マクロジ社はECモール領域の支援において魅力的なサービスを展開しており、実績も豊富だ。「ebisu growth」の支援メニューの1つの柱となるECモール領域において、マクロジ社は最適な協業先だと考え、提携に至った。

――マクロジの参加メリットは?

上田:当社は私が楽天グループ(楽天)のECC(出店者を支援するECコンサルタント)出身で、取締役副社長の赤松が家具ECの「タンスのゲン」の出身だ。ECモール店を中心に、戦略部分から実行に至るまで一気通貫で支援している。実行部分はミャンマーの会社を買収し、海外のリソースでカバーできる体制を構築した。

ECモール領域の支援で実績を積み重ねてきたが、それだけではアプローチできない企業がある。大手EC事業者の中には、ECモールに出店していない企業もある。インターファクトリー社と組むことで、新たな顧客層にアプローチできることを期待している。

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