MTGは2月8日、2022年10‐12月期（第1四半期)の決算を公開した。「ReFa」ブランドが大幅に増収し、売上高は四半期初の100億円超えを達成した。
第1四半期の連結実績は、売上高は前年同期比16.3％増の148億3700万円だった。営業利益は同35.4％減の13億7300万円、経常利益は同50.1％減の10億9600万円、当期純利益は同68.6％減の4億2700万円となった。
タイレクトマーケティング事業は、同22％増の売上高61億2000万円を達成。サブスクサービス「MTG LIFEPLAN」会員数の増加による「ReFa」新商品ヘアケア、シャワーの販売の好調。キャンペーン効果による「SIXPAD Powersuit Core Belt」の販売の堅調な推移が、大幅な増収につながった。
プロフェッショナル事業の売上高は、同23％増の44億7000万円だった。サロン向け次世代型ECプラットフォーム「B happy」加盟店数が順調に増加し、美容サロンにおいて先行発売したヘアケアの新商品やシャワーを中心に販売が好調に推移。大幅増収を達成した。
「ReFa」ブランドの売上高は同33％増の102億円になった。「MTG LIFEPLAN」会員数の増加によりEC事業が好調。新商品シャワーやヘアケアシリーズが好調に推移した。「B happy」加盟店の増加により美容サロン事業が好調に推移しており、2022年12月は百貨店化粧品ブランドランキングにおいて6位にランクインした。
【「ReFa」ブランドの売上推移】
「SIXPAD」ブランドの売上高は同12％減の32億円だった。新商品「Powersuit Core Belt」の販売が好調に推移。美容サロンでのデモの効果により新商品「Powergun Pocket」の販売も好調だった。一方、全国旅行支援等に伴う外出需要の増加により、「Foot」シリーズ販売は想定を下回る結果となった。
2023年9月期の連結業績予想は、売上高が前年比16.4％増の570億円を計画している。営業利益は同19.7％減の26億円、経常利益は同38.2％減の23億円、当期純利益は同47.9％減の14億円を予想している。「ReFa」の新商品効果により国内事業が好調に推移したことから、売上高・営業利益・経常利益を上方修正した。当期純利益は連結での税負担率上昇の影響を鑑み、前回予想を据え置いた。
