CROOZ EC Partners、配送サービス「JAD宅配急便」がファイズHDと提携 関西での宅配を共同で

CROOZ EC Partnersは5月12日、配送サービス「JAD宅配急便」において、ファイズホールディングスやグループ会社のファイズトランスポートサービスとラストワンマイル配送において業務提携したと発表した。関西エリア向けの宅配サービスを共同で展開する。

「JAD宅配急便」は関東エリアで低価格のラストワンマイル配送を提供している。東京23区内の配送エリアに特化し、さまざまなEC事業者の荷物を混載して配送する「共配」により配送効率を高め、価格を押さえている。こうした実績から、多くのEC事業者より関西エリアへのサービス拡大の要望が寄せられていたという。

新たに関西エリアでのサービス開始にあたり、関西エリアで強い基盤と配送網を持つファイズホールディングスと業務委託契約を締結することで、EC事業者からの受託個数が増加し、さらに配送コストを最適化できると見ている。

昨今のEコマースの拡大により宅配物の増加が進んでいる。宅配事業社では、労働力不足（人手不足）が深刻化しており、物流コスト増などさまざまな課題の解決が急務となっている。こうした社会課題の中で「JAD宅配急便」は、「共配」などにより極限まで配送効率を高め、低価格でのラストワンマイル配送の実現を目指すとしている。