住設EC大手のサンワカンパニー、売上は21.5％増の136億円に 新規・既存ともに成長

住設EC大手のサンワカンパニーは、2022年9月期における売上高が前期比21.5%増の136億7800万円となった。営業利益は同273.9％増の10億2800万円。新規顧客の獲得や既存の稼働率が進んだ。
　
商品カテゴリー別の内訳は、主力の洗面カテゴリーが好調に推移した。収納カテゴリーでは、1ミリ単位でオーダーできる壁バリエーションを追加。コーディネートできる収納棚やキャビネットなどの売り上げが拡大した。
　
集客強化にも取り組み、インスタグラムのフォロワー数が2022年9月末で13.7万人と2年で2倍以上に増加した。フォロワーの増加で認知拡大や興味・関心の喚起、セッション数が向上した。自社ECサイトなどの流入数は、ウェブ広告やマーケティング施策が奏功し、前々期に比べて約2倍に伸びた。
　
2023年9月期の業績は、住設・建材EC事業の売上高が前期比14.1％増の145億8900万円、営業利益は同8.0%増の16億1700万円を予想している。