デジタルガレージの子会社で、決済事業を手がけるDGフィナンシャルテクノロジーは11月14日、後払い決済サービス「ベリトランス後払い」の支払い方法に、スマホ決済アプリ「d払い（請求書払い）」と、「ファミペイ」による「ファミペイ請求書支払い」を追加した。対応するスマホ決済アプリを拡充し、ベリトランス後払いでの後払いでの支払いの利便性向上を図った。
DGフィナンシャルテクノロジーの提供する「ベリトランス後払い」は、EC・通販事業者向けの後払い決済サービス。消費者の商品購入後に代金の請求・回収を代行し、加盟店に立替え払いするため、加盟店の代金未回収リスクを解消するほか、請求・運用業務を大幅に削減する。
コンビニエンスストア、郵便局での支払いに加え、スマホ決済アプリでの決済にも対応しており、このほど、NTTドコモのスマホ決済アプリ「d払い（請求書払い）」と、ファミリーマートのスマートフォンアプリ「ファミペイ」による「ファミペイ請求書支払い」への対応を開始した。これにより従来より対応していた「楽天銀行コンビニ支払サービス（アプリで払込票支払）」「LINE Pay 請求書支払い」とともに、4種のスマホ決済アプリでの支払いが可能になった。
スマホ決済アプリによる支払いを利用することで消費者は、いつも使っているスマホ決済アプリから払込票のバーコードを読み込むだけで支払いを完了できる。コンビニエンスストアや郵便局に出向く必要がなく、支払いの利便性が向上する。
一方、「ベリトランス後払い」を利用する加盟店は、新たに申込みをする必要な「d払い（請求書払い）」および「ファミペイ請求書支払い」が支払い方法として拡充され、新しい顧客の取り込みを期待できる。
DGフィナンシャルテクノロジーは、今後も拡大が見込まれる後払い市場において、消費者・事業者双方の多様化するニーズに幅広く応えるべく、スマホ決済アプリをはじめとした支払い方法の追加など、安全安心で便利なサービスや機能を拡充していく考えを示した。
