2022.10.27

【インタビュー】ライフェックス 工藤一朗氏 「 売り上げを伸ばすブランディング 共感性持たせ、選ばれる価値を」

ライフェックス 工藤一朗 代表取締役

ライフェックスは、売り上げを伸ばすためのブランディングのコンサルティングを提供している。化粧品やアパレル、不動産といった、さまざまな業界の大手や中堅企業が、同社のコンサルティングを受けているという。リブランディングの際に、同社の支援を受けた企業では、売り上げが50%以上増加したケースもあるとしている。「製品の特徴以外の点で選ばれるためには、“共感性”をブランドに持たせることが重要だ」と話す、工藤一朗氏に、同社が提供するブランディングの方向性と施策について聞いた。

 

”カスタマープロミス”を構築



――御社のコンサルティングサービスについて聞きたい。

当社は、「売り上げを伸ばすためのブランディング」を理念として持っている。とは言っても、目先の売り上げを目指して施策を行うのではない。ブランドの根幹を決めて、新規集客とCRMの施策を実行していくマーケティングプロデュースカンパニーだ。

我々は、「ブランド=カスタマープロミス」だと考えている。カスタマープロミスとは、「ブランドがお客さまに約束するものであり、理念として、「何を提供するのか、」だ。

カスタマープロミスが、お客さまに共感を得られて初めて、ブランディングが成功したといえる。

なぜカスタマープロミスが大事かと言えば、コスメやサプリメント、アパレルなどの分野では、「製品(プロダクト)」を、後発企業にまねされて、市場を奪われてしまうケースが多いからだ。カスタマープロミスを、言葉や心理の側面で表現することにより、お客さまに共感してもらい、選ばれる理由を構築していくのが重要だ。

 

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